Patagoniaのterravia mini hip packを買いました

2026/06/01

EDCツール

数か月くらい前から小さめのショルダーバッグを探す日々が続いているのですが、その一環(?)としてパタゴニアのテラヴィア・ミニ・ヒップ・パックを買ってみたのでレビューを書いていきます。


目指すところは「日本で一番役に立つレベル」です。個人的に『ここが知りたい』と思った部分の情報がネットに出て無かったんですよねぇ…。

・テラヴィア・ミニ・ヒップ・パックについて

テラヴィア・ミニ・ヒップ・パックはパタゴニアが販売しているウエストポーチです。お値段はざっくり5000円弱程度となっています。


ウエストポーチではありますが、ストラップベルトがかなり長めになっているので斜め掛けをしてスリングバッグ・ボディバッグのように2WAYで使うことが可能です。

テラヴィア・ミニ・ヒップ・パック最大の特徴は「とても小さい」ことです。入れることが出来るものは相当に限定されます。ベーシックな500mlペットボトルすら入りません。

一見してバッグとしては役に立たないように思えるサイズですが、必然的に「何を入れるのか」が限定されていくので無駄のない荷物環境が構成される楽しさがあります。

ついでに書けばパッカブルにも出来ます。


隣にニュートロジーナのハンドクリーム(50g)を置いて比較してみました。

これついては直接に意味があるわけでは無いでしょう。パッカブルで小さく出来るといっても「そのままの状態で十分に小さい」わけですからね。わざわざ中身を出してくるっとひっくり返すのは作業として無駄です。

とはいえ全く無意味というわけでもありません。これについては下部に書いて行きます。

・テラヴィア・ミニ・ヒップ・パックの寸法とディティールを画像で見る

…ということで、具体的な寸法を画像でずらーっと見ていきます。





…といった感じです。正直なところ、縫製が立体的になってるので数字としての寸法があまり役に立たちません。

ストラップの幅は25mmとなっています。25mmという数字はミリタリーやアウトドアに詳しい方はピンと来るのではないでしょうか。一般的なウェビングテープと同じ寸法であるのでこのようなことが出来ます。



市販されているウェブドミネーターでがっちりと固定が可能です。ざっと検索した限りだとこれをやってる人が何故か見つかりません。

無くても機能的には問題ありませんが、あった方が色々と可能になりますし値段的にもそう高いものではないので購入をおすすめします。

ディティールについては、フロントポケット内にあるキーループがさらっとすごいです。


使わなくてもプラプラしないように固定できる仕様になっています。この値段のバックにここまでこだわるとは…パタゴニアの丁寧さを改めて感じます。

・内部空間の容量について

では、数字ではなく感覚としての話をしていきます。まずはメイン部分(といってもフロントポケットとここしかないわけですが)についてです。


パタゴニア公式サイトでは「20cm x 5cm x 11cm」という寸法が記載されています。数字としては間違いではありませんが、体感としてはかなりずれている感じです。

まず横方向の20cmですが、これについては「実際には16cm~17cm程度」くらいに考えておいた方がよいのではと思います。端部が曲線かつマチが横から見て台形であるので実際に使える寸法としては20cmもありません。

長財布はもれなく無理っぽいですね…。まぁこの手のアウトドアグッズに長財布を入れようとする人はほとんどいないと思いますが。

縦方向である11cmですが、これについてはその気になれば+2cm~3cmくらいまでいける感じです。マチが相当深くなっているのでそこを利用できるわけですね。


無理矢理押し込むのは形状が崩れてフィット感が低下するのでよくありませんが、絶対に11cm以下にしなければいけないというわけではないのは色々と助かる部分です。

マチについても縦方向と同様です。体感的には5cmより長く懐がありますね。


とはいえ、マチを深く使うと重心がそれだけ身体から離れてしまうので使い心地が低下します。マチについては公式サイトと同じように5cm程度だと想定した置いた方がよさそうです。

・フロントポケットの容量について

次にフロントポケットですね。これについてはかなり断言できます。

『この部分に小さい財布をいれようかな』と考える方は少なくないと思いますが、この場合の財布の寸法は横12cm×縦9cmくらいが限界だと考えておいた方が良さそうです。これ以上大きいと取り出すのが不便になります。



上の画像は無印良品のパスケース(横12cm×縦8cm)をフロントポケットに入れている状態です。これでも横方向の取り出しはやや引っかかりを感じます。


上の画像はチャムスのコインケース(横100mm×縦105mm)を入れ…ようとして入らなかったものです。縦方向に限界がありますね。

財布について考えると『いっそのことフロントポケットにお金を直接いれてしまうのが正解なんじゃないのか』と思ったりします。小さい財布に無理やりカードやら札やらを押し込むよりずっと使いやすいです。

小銭だけはコインケースに入れるとかすればジャラジャラとして五月蠅くなるのも回避できますからね。

フロントポケットの財布以外の用途については、地図やパンフレット等の「薄いもの」をポイポイと入れていくのが王道になると思います。前提としてモノを入れる部分だと考えない方がおそらく正解です。

・実際どれくらいの物が入るのかのイメージ

テラヴィア・ミニ・ヒップ・パックの最大容量として最もイメージしやすいのは「箱無しの箱ティッシュを圧縮した感じ」だと思います。



上画像がまさに箱無しの箱ティッシュ(トップバリューの340枚入り)を無理やりに押し込んでいる状態です。パンパンに膨れ上がってることを見れば一目瞭然ですがこれくらいが限界です。

これくらいにモノを詰めると身に付けたときに出っ張ることになるのでフィーリングとしてあまり気持ちよくありません。この辺りのことを考えれば『これの2/3くらいの容量で収めるのが妥当かなぁ…』なんて思います。

・テラヴィア・ミニ・ヒップ・パックが優れている点を考える

個人的に考えるテラヴィア・ミニ・ヒップ・パックが他ブランド・メーカーより優れている点は以下です。

・縫製がきちんとしている
・カラバリが豊富(目立つ色がある)

わざわざ書くまでもないかもしれませんが、書きたいので説明をしていきます。

まず縫製がしっかりしてます。まぁ当たり前のことではあるのですが、実際大手のアウトドアメーカーでも安い価格帯のグッズは意外にそうでもなかったりします。裏地の縫製がズレてたりとかたまにあります…。

縫製についてはパッカブルになることが上手く活きているのでしょう。パッカブルになるということは「ひっくり返して裏側を見られる」ということですからね。雑に作るとバレてしまいます。

既に書いている通りパッカブルという機能はおそらく無駄ですが、間接的に縫製の丁寧さに活きていると考えれば非常に重要な部分です。

次にカラーバリエーションです。言うまでも無く色展開が豊富なのはとてもありがたいです。

何せサイズが小さいですからねぇ…。ここまで小さいと黒だと無くしてしまいそうな感じがしてちょっと怖かったりします。バッグインバッグ的に使うことも多いので目立つ色が選べるというのはやはり利点です。

公式サイトでは6色展開ですが、パタゴニアは多くの場合で毎年カラー展開が変化します。人気があるアイテムであるせいか大手のセレクトショップが別注をかけたカラーリングも存在します。

この価格帯でここまでのカラーバリエーションが存在するのはパタゴニアくらいのものでしょう。

・他ブランドの類似商品を調べてみる

せっかくなので他ブランド・メーカーで販売されている同じようなサイズのもののアマゾンリンクをずらーっと並べてみます(※一部アマゾンではないのも混じります)。

ざっくり1L~2Lくらいの容量のウエストポーチ・スリングバッグの一覧です。順番については特に理由はありません。ちなみにポーターは敢えて含めておりません。

・MYSTERY RANCH(ミステリーランチ) - フォーリッジャーヒップミニ 1.2L

・Millet(ミレー) - ショルダーポーチ ミニ パッカブル ウエストポーチ MIS0798
https://amzn.to/4o5i4IS

・THE NORTH FACE(ザノースフェイス) - Granule グラニュール ウエストバッグ

・Arc'teryx(アークテリクス) - マンティス 1 ウエストパック
https://amzn.to/4dT9dFr

・SAVOTTA(サヴォッタ) - KUKKARO HIP PACK

・Flowfold(フローフォールド) - Explorer Fanny Pack Small
https://amzn.to/43KZmMZ

・Matador(マタドール) - ReFRACTION PACKABLE SLING MATOG2HP01

・LITEWAY(ライトウェイ) - POKKIE PACK ULTRA
https://liteway.equipment/accessories/pokkie-pack-ultra

・Granite Gear(グラナイトギア) - タクティカル ヒップウィング

・KELTY(ケルティ) - AIRY OVAL FANNY

・Montbell(モンベル) - デルタガセットポーチ S

・ace.(エース) - バスティーク2 62562

・KiU(キウ) - 300D ボディバッグ ミニ 300D BODY BAG MINI

パタゴニアを選んだ今となってはSAVOTTAのKUKKARO(※クッカロと読みます)が特にいい感じに見えてしまいます。もう少し容量があった方が良かったんじゃないかと…まぁSAVOTTAを選んでいたらパタゴニアを選べば良かったなんて思うのでしょうけども。

ちなみにですが、SAVOTTAはリュックもかっこいいです。個人的にKAHAKKA(※カハッカと読みます)の15Lに強く惹かれます。がっつりミリタリーなのにミリタリーぽくない絶妙なデザインになっています。

値段的に手を出すのがアレで買えませんが。ブラックフライデーで安くなったりしませんかね……。

FlowfoldのExplorer Fanny Pack Smallもカタチがかわいいです。探せば日本では中々見られないカラーバリエーションもあるようですし。

・テラヴィア・ミニ・ヒップ・パックは何故か使ってしまう

話を戻してテラヴィア・ミニ・ヒップ・パックですが、容量が容量なのでやはり便利なバッグとは言えないのでしょう。

とはいえ、持っていると何故か使ってしまいます。このサイズを身体が求めているということなのでしょうか……。他のリュックを使うときもその中にぽいっと入れるのが当たり前の作業になってしまいました。

使いこなすのは色々と考えたりしなければいけませんが、実のところテラヴィア・ミニ・ヒップ・パックはそんなことをする必要なんて無いと思います。最終的には多くの人が「自分にとっての必要最低限を入れるだけ」になるのではないかと。容量がパンパンだと使っていて気持ちよくありませんからね。

犬の散歩から買い物・旅行・登山まで何かと出番が来てしまう不思議なバッグです。気になる方は買ってみても後悔はしないのではないでしょうか。どこかでは使います…たぶん。

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