ドロップハンドルであれば考えることはバーテープの厚さとゲルパッドをはさむかどうかくらいですが、フラットバーにはさまざまな形のグリップやオプションが用意されています。
きっちりとしたMTBであればごくノーマルなストレートグリップしかありえませんが、クロスバイクやオンロードに寄せたMTBとなると選択肢が増えます。バーエンドバー辺りは最たるものでしょう、ロードバイクには絶対に付けません。
個人的には自転車のハンドルはシンプルでないと嫌です。可能でればサイコンも付けたくありませんが無いと困るので嫌々ながらに付けています。
これはグリップにも当てはまるのでELGONをはじめとしたエルゴミクス系のグリップはNGとなります。ハンドルの先端部分にあんなにもっさりとした物体が付くのは美しくありません。
実際のところエルゴミクス系のグリップはオンロード限定です。これらはオンロードであればこの上なく快適になりますが、オフロードで使うととんでもないことになります。
というかオフロードであの手のグリップは危険なので使えません。頻度が低いとはいえオフロードを走る場合がある以上必然的に選択肢から除外されます。
とはいえエルゴミクス系グリップの利点も理解しているので快適性を放棄するものまた嫌な話。理想は「ストレートグリップでありながらエルゴミクスのように快適なグリップ」…!
グリップ径は2種類ありますが33mmの方ですね。
形状がストレートであるので「エルゴミクスのように楽である」とはさすがに言えませんが、この33mmという太さに指を握りこむことが出来るためストレートグリップとは思えないほどの快適性が得られます。
強く握り込めばダイレクトな操作感になるのでオフロード寄りになり、緩く握れば衝撃吸収性が高くなるのでオンロード寄りになります。理屈としては単純ですが非常に使い勝手の良いグリップです。
カラーも豊富なのでバイクのアクセントにもよさげです(チェレステカラーもあります)。まぁ、エンドキャップが微妙にダサかったりもしますけどね…。
機能は良いのでグリップで悩まれている方には一度試していただきたい一品です。
お値段は3000円程度、価格としてはガイツーも国内も大きくは変わりません。
https://www.wiggle.jp/race-face-grippler-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97
とはいえamazonにあるのは30mmの方ばかりなので微妙に買いにくかったりもします。通販の選択肢としては海外通販の方が豊富です。
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