自転車には様々なリスクがあったりするものですが、最大のものはやはり盗難でしょう。
頑丈なロックを付ければ"ほぼ"間違いなく窃盗対策になりますが、鍵というものはどこまでいってもトレードオフです。頑丈なものは絶対的に重くなり、自転車から快適性を奪い去ります。
サイクリストは自身の環境と照らし合わせてこのバランスを調整しなければいけません。
…というわけでアブスのブレードロックの話です。軽量さと頑丈さのバランスを追及したハイクオリティな鍵になっています。
・現状のベストバランス
自転車の鍵というものは「複数使用」が原則です。故に、あれやこれやと購入してシチュエーションに合わせて組み合わせる必要が出てきます。
そうなると、どうしても『使う頻度の低いもの』が出てきてしまうわけですが、このABUS Bordo LITE 6055 MINIは単品としても使用可能かつ複数使用における相性も良いという高バランスなロックとなっています。
特筆すべきはやはりその重さでしょう、ここまで軽量になりました。
実測重量416g。冒頭にも書きましたが、セキュリティと重量は絶対的にトレードオフの関係です。これから技術が進化してもこれ以上軽くするのは難しいのではないかと思います。
メイド・イン・ジャーマニー
複数使用の場合は6055 MINIを使ってアースロックし、そのアースロック部分にワイヤーを通してホイールをガードするようなかたちが王道ですね。
ワイヤーに関しては<この辺りのメーカー>が定番となっています。
この組み合わせで100%窃盗を防げるわけではありませんが…まぁ、ここまでやってダメな場合はプロが相手なのでどうしようもありません。「製造できるもの=破壊できるもの」です。
…とはいえ、単品使用の場合は長さがギリギリなのでロックできる場所を選びます。
この辺りは工夫と知恵で要解決です。
・専用ケースの必要性
6055 MINIは比較的<お買い得価格>になっている感のあるロックです。
この辺りはメーカーの努力…もあると思いますが、『専用マウントケースを抱き合わせ販売させるため』という意図があるのも事実でしょう。
…というわけでマウントケースです。
裏側
このマウントケースは…なんでしょうね、必ずしもGOODとは言い難い点が複数あります。
これらをざっと書き出すと以下の3点です。
・マウントケースに入れただけでは完全固定されないため走行時にカタカタと音がする・ボトルケージのダボ穴を利用することになるのでスペースが潰れる・値段が高い(※個人的感覚)
一番下はとにかくとして、上の2つを解決しようと思えばダウンチューブ下に付けてシリコンバンド等で固定するのが最も無理のない解決方法となります。
見た目としてもスマートで良い感じなのですが、ダウンチューブ下にボトルケージを付けれる自転車は少ないので正解と言って良いのか分からない面もあります。
本気を出すのであれば個人で増設することもできますが…。
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道具さえ揃っていれば簡単です。とはいえ、イチから行うには結構な手間なのでホイホイとできるものでもありません。
シリコンバンドを探すのも地味に大変だったりします。本当にどこに売ってるんだか分かりません。自転車に関係なく色んな面で需要あると思うんですけどね…。
・トップチューブバッグとの相性
そんなわけで無理に専用ケースに入れるよりも、テキトウなトップチューブバッグに入れた方が良かったりもします。
上はドイターの<定番モデル>、下は中華サイトで販売されているメーカーのものになります。
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他の小物も収納できるので使い勝手としてはこちらの方がよさそうな感じはします。
・どこで買うべきか?
6055 MINIは海外通販での取り扱いが少ない商品です。ちなみに海外だと(あちらが本筋ですけれども)商品名は6055 MINIではなく、「6055/60」となっていることが多いです。
大手海外通販であればBIKEINNやBIKE24で取り扱いがありますが、送料まで含めると日本国内価格より高く付く場合がほとんどです。
…というわけで普通に<amaoznから>買うのが手っ取り早かったりします。
マウントケースに関しても同様…といいたいところですが、<amazonで販売されているもの>は微妙に値段が高くなっています。とはいえ、送料を含めると大抵の場合で他の通販サイトより安価になることも事実なので悩ましいところです。
ワイヤーに関してもamazonで販売されています。<短い方> <長い方>とがありますので都合の良い方を選びましょう。
ただ、このワイヤーに関してはwiggleでも販売されており、こちらの方が安かったりもします。
https://www.wiggle.jp/
https://www.wiggle.jp/
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