これは理屈上「最初にピストン位置を決めてしまえば動かない」ということになっているからです。セオリーとして不要なのだから専用工具が無いのも当然です。大抵の場合でパッドを取り外してピストンをマイナスドライバーで押し戻してリセットします。
ただ、趣味人としてはこの「パッドを取り外す行為」は割とめんどうです。パッドを取り外さずにマイナスドライバーで押し込むことがシバシバあります。
当然のことながらこれはよくありません。パッドが欠けてしまう方が問題です。わずか数分の手間を惜しんでパッドを欠損させるのは実に愚かです。それはもちろん分かっているのですが、やっぱりそれでもめんどくさいのです。
そんな場合に便利なのがダイソーで販売されている貝むきナイフです。
マイナスドライバーがパッドの押し込みに向いていないのは面積が小さすぎ、かつ硬すぎるからです。このナイフは大面積かつ「ほどほど」に硬いのでパッドが欠けるようなことはまず起きません。
感触としては食卓ナイフのようなものですが、ナイフと違って取っ手がきちんとあるので断然チカラを入れやすく、またチカラの程度も微調整しやすくなっています。
一本買っておくと非常に便利です。
0 件のコメント :
コメントを投稿