サイクリングでは熱意の高いor低いに関わらずサングラスが必要になってくることが多いです。ことロードバイクにおいては必須アイテムとなり、この辺りの選択から当人の経済力が見えてきたりします。
ロードバイク用サングラスの圧倒的定番はオークリーのジョウブレイカーさんですが、大抵の場合で日本人の顔立ちには合いません。お値段としてもかなりの負担になるため『いやそれはちょっと』という場合も多いでしょう。
そもそもサングラスが消耗品となる場合も少なくありません。ぶつけて曲げる・踏んで壊す・いつの間にか紛失してるといったことがしばしば起こりえます。
似合いもしない、値段も高い、消耗品である(可能性がある)…となれば登場するのはやはり中華製品となります。
しかしながら、中華のサイクルサングラス市場は天外魔境です。ジョウブレイカーのコピー商品を筆頭にして「似たようなもの」があふれかえっています、何を買えばいいのか分かりません。
300円のジョウブレイカー(偽)もあったりしますが言うまでもなく激悪品質です。これはレンズが未加工プラスチックそのままだったりします。小学校の時に使っていた透明な下敷きがそのままレンズになっているような感じでしょうか、リアル「目に毒」です。
これらの中からまともなモノを選ぶためには分かりやすさが必要となります。そう、例えばメーカーの名前が入っているとか…。
…というわけでX-TIGERです。中華サイクルサングラスの中で最も有名なので必然的にこれが一番の候補となります。
結論から言えばX-TIGERのサングラスは「十分に合格」のラインです。
良いところは言わずもがなかもしれませんがサイズ感です。アジア人に合わせてあるので非常に使い勝手が良いです。普通に装着して睫毛や眉毛がレンズに接触しません。当たり前のようですが重要です。
デザインも良好です。ブリッジが特殊とはいえ全体の形状はティアドロップ型なので思いのほか普通に見えます。どこぞのアメコミヒーローのようにはギリギリで見えないラインでしょうか。少なくともジョウブレイカーよりは日本人の顔に合います。
では最も重要なレンズの話に移りましょう。
とりあえず注意するべきことは「全てが偏光レンズではない」ということです。このサングラスには4枚~5枚のレンズが付属しますが(※価格で内容が異なる)偏光レンズはグレーだけです。
具体的なレンズの品質も問題ないでしょう。普段から使っているそこそこのお値段がするサングラスと比較しても違和感はありません。
偏光レンズだけは高級品と比べるとやや違和感があります。とはいえ、この辺りは元からのレンズカラーの影響なのかもしれませんのでいまいち自信が持てない部分でもあります。
ブランドロゴだけなんとかして欲しいとは思いますが、それを差し引いても2000円程度でこれだけのレンズセットが買えるのであるなら文句は無いでしょう。中途半端にdhbとかを買うよりはこちらの方が圧倒的に正解です。
極めつけは「レンズを別売している」というところですね。2000円という低価格サングラスに普通はやれません。一番売れているのは偏光レンズセットのようですが500円で調光レンズが別途購入可能になっています。
所謂コスパ的なやつで言えば太刀打ちできるメーカーはありません。
<参考までの販売先URL>
購入先は毎度おなじみアリエクスプレスです。
海外通販については以下のURL先の記事にメリットになる情報を書いたりします。アリエクスプレスでアカウントを作る場合の注意点や獲得クーポンについても書いているので参考にされてください。
参考として実際に商品を購入したURLを載せておきます。時間経過と共にリンク先が消える可能性もあります。その場合は任意で検索されてください。
ちなみに調光レンズはこちらです。
たぶん大丈夫だと思いますが購入は自己責任の範囲で!
0 件のコメント :
コメントを投稿