☆☆☆ Thinkrider X7完全解説!コスパ最高の言葉に偽り無し!

中華スマートローラーの筆頭である「シンクライダー」シリーズのX7 PROを購入しました。

厳密に言えば現在は日本代理店があるので『純中華』的なアイテムとは言えないような気もしますが、まだまだ『激安スマートローラー』アイコンとなっている有名なアイテムになっています。


…というわけで紹介を兼ねてレビュー・及びインプレッションを書いてみます。ちなみにX7 PROとX7は表記が違うだけで商品としては同じです。

ズイフトが捗りますよ、ふふふ…。


Q. このローラー台は何が出来るの?

とにもかくにも搭載されている機能が最も気になるところでしょう。


結論から書いてしまうとThinkrider X7では以下のことが可能になります。

・ダイレクトドライブなので静音性に優れたトレーニングができる
・最大出力2500Wまでに対応した高強度なトレーニングができる
・パワーメーターが内蔵されているので出力W数を計測できる
ZWIFTで自動負荷変化モードが使える

インドアトレーニングにおいて必要なことは十分以上に網羅されています。

Q. POWERと何が違うの?

Thinkrider X7には下位バージョンとして「Thinkrider POWER」というものが用意されていますので選び方に迷うかもしれません。


Thinkrider X7との違いは以下となります。

・ZWIFTで自動負荷変化モードが使えない
・形状、サイズが違う

言うまでもなく大きな違いは「自動負荷変化モードが使えない」という点です

ダイレクトマウントドライブなので静音性は高いものの、負荷変化に対応していないのでスマートローラーとは言えません。

Q. Thinkrider A1と何が違うの?

最近になって「Thinkrider A1」というモデルが新しく発売されました。


こちらのモデルの機能は「POWER」とほとんど同じですので、やはり『自動負荷変化モードが使えない』ということが違いとなります。

A1とPOWERの違いは形状以外はほとんどありませんが、A1の方が最大対応出力が低いという点があります。A1が1200ワットまで対応に対してPOWERは1500ワットまで対応しています。

Q. POWERとかA1とかじゃダメなの?

ダメということはありません。機材は用途で決まりますので、使い方によっては『自動負荷変化とか邪魔なだけ』という場合もあるはずです。

ただ「トレーニングをする」という目的がある場合は対応していた方が絶対に良いです。

何と言えばいいものか…うーん、固定ローラーというものはあまりトレーニングに向いていないんですよね。いやまぁだからといって必ずしも三本ローラーが良いわけでもありませんが。

これは固定ローラーという機材が『一律の負荷を求めることになりがち』だからです。こうなると『回せる負荷で回せる数だけ回す状態』になってしまうので、「向上」というよりも「現状維持」のような結果になってしまいます。

筋トレとかもそうなのですが、成長する(※筋肉を増やす)ためには負荷を増やし続けないといけません。意思が強ければ負荷を強くすることで回避も出来ますが、ホビーライダーで高いモチベーションを保つのは難しいこともまた事実というもので…。

筋トレだって自室だと中々続きませんよね。人であれ環境であれ「向かい合う相手」はいた方が絶対に良いです。

そのようなわけで、鍛えることを目的としたトレーニングをする場合はスマートトレーナーを選んだ方が「結果的に」は楽になります。

Q. 何が入っているの?

これについては購入先で微妙に違うのかもしれませんが、原則的には以下のモノが同梱されているはずです。

・本体
・電源ACアダプター
・ant+用受信機
・クイックリリース関係パーツ(※ディスクブレーキ対応)
・マニュアル(中国語と英語表記)

細かいパーツの写真を貼ると以下のような感じですね。


左から「ANTレシーバー」「クイックリリース」「マニュアル」「アダプタ」です。
 
ちなみにクイックリリースの場合はアダプタが以下のように並びます。



スルーアスクル(ディスクブレーキ)の場合は別のアダプタを使うことになりますが、これについてもマニュアルに記載されているので問題は無いでしょう。

ちなみに別記事にマニュアルを日本語翻訳したものを書いています。

Q. 逆に何が入ってないの?

「必要となる場合があるにもかかわらず同梱されていないもの」をあげると以下になります。

・スプロケット
・ケイデンスセンサー、心拍計
・ディスクブレーキ用スルーアスクル
・マグライザー(ライザーブロック)
・トレーニングマット
・12S用フリーボディ
・Bluetooth用のレシーバー
・コンセント変換アダプタ

では、それぞれについて簡単に説明をしていきます。

・スプロケットについて

スプロケットは各々で歯の枚数も歯数も違うので付属されていないのはどうしようもありません。

これについては多くの場合で購入する必要が出てくるはずです。その気になれば『トレーニングのたびにホイールからスプロケットを外して取り付ける』という荒業も可能ではありますが手間がとんでもないことになります。

・ケイデンスセンサー、心拍計について

絶対に必要…というわけではありませんが、スマートトレーナーを買っておいてケイデンスセンサーと心拍計を買わないというのはほとんどの場合でありえないでしょう。

ログがしっかりと記録されてトレーニングメニューに反映されたりもするのでこれらは購入することをおすすめします。

ケイデンスセンサーについては以下の記事で紹介しているものを使用しています。

<関連記事>
中華の格安センサーはGARMIN530とペアリングできます

使い方としても簡単で分かりやすい(※クランクに張り付けるだけ)のでおすすめです。

心拍計はまだ記事を書いておりませんが、こちらも可能な限りBTとANT+の両方に対応しているものを選ぶようにされてください。BTにしか対応していないものだと後々の使い勝手がよろしくない可能性があります。

・ディスクブレーキ用スルーアスクルについて

スルーアスクルはどうあっても抜き差しが発生する部分なのでローラー台専用のバイクでない限り購入する意味はありません。

書くまでもなくロードバイクがクイックリリース式である場合は無関係です。

・マグライザー(ライザーブロック)について

マグライザーとはフロントタイヤを置くための台座のことですね。日本だとマグライザーと呼ばれることが多いですが、世界的にはライザーブロックと呼ばれることの方が多いです。

これについては所持していない場合は購入する必要があります。マグライザーを使用しないと自転車全体が不安定になりますし、タイヤの色素が床に移ってしまう場合もあります。

マグライザーは意外にたくさんの選択肢がありますが、日本国において最もスタンダードな選択肢はミノウラですね。

…とはいえ、単なるプラスチック製品ですのでノーブランドであっても特に問題があるわけではありません。探せばもっとお安いものが普通にありますし、逆にお高い商品も存在しています。

個人的に使用しているマグライザーはこちらです。

<関連記事>
SARISのクライミングライザーブロックは安定感が違う!

このライザーブロックはミノウラと比べると安定感が別次元です。


ホイールを単品で立ち上がらせる安定性です。本来であればライザーブロックはこれくらいのことが出来た方が良いです。

・トレーニングマットについて

あった方が良いに決まっていますが、個人的には掃除機をかけるときに邪魔になるのが嫌で使っていなかったりします(バスマットを一時的に敷くくらいはしますが)。

シリアスなトレーニングをされる方や賃貸にお住まいの方は使いましょう。汗の染みとオイルが床を汚すことになる可能性が高いです。

・12S用フリーボディについて

スラム12SはハブがHGシステムではないため、もし12Sコンポーネントを使っている場合は12S用フリーボディを別途購入しなければいけません。

<2021年10月追記>
シマノの新型デュラエース(R9200)・アルテグラは12SであってもHGシステムなのでシマノロードコンポーネントを使用されている方には無関係となりました。

まぁ今現在ロードコンポーネントで12Sを使われている方はほとんどいないはずですので無視しても良いところですかね…。

スプロケットについて追記しておきますと、ハブがHGであれば11Sでなくても問題ありません。10Sでも9Sでも8Sでも使えます。

・Bluetooth用のレシーバーについて

Bluetooth用のレシーバーは付属していませんがこれについても問題は無いでしょう。

ノートPC・タブレット・スマートフォンには最初から受信機が内蔵されていますし、デスクトップPCを使う場合は付属しているant+用受信機をUSBに挿せば接続できます。

・コンセント変換アダプタについて

シンクライダーのコンセントは三又式になっているため日本の一般的なコンセントである二又式は使えません

…というわけでアダプタについては購入する必要があります。

この手の製品は結構な確率で粗悪品が混ざっているのでノーブランド品は避けて下さい。また、様々な端子に対応する可変型もよろしくありません。構造が複雑な分だけ接触不良が起きやすくなります。

何を買えば分からない場合は<この辺り>の「O2タイプ」を選べばOKです。

Q. 他に買った方が良いものある?①

Thinkrider X7の電源にはON/OFFのスイッチが付いていません。ソケットを挿せばONになり抜けばOFFになるというワイルド仕様です。まぁWAHOOとかもそんなだったりしますけれども。

ここまで設計しておいて何故こんなことになっているのか謎ですが、わざわざ抜き差しをするのは手間ですし何よりもプラグの劣化を大幅に速めます。

…というわけで、ON/OFFができるようにスイッチがついているアダプタを購入することをおすすめします。

商品としては以下のような感じですね。

・タップ式のもの(ヤザワ製)

・コード式のもの①(サンワサプライ製)

・コード式のもの②(パナソニック製)

個人的にはパナソニックのものを使用しています。ON/OFFを点灯で教えてくれるので電源の消し忘れを防げて助かります。


念のために書いておきますと、スプロケット取り外し工具が手元に場合は購入する必要があります(スマートトレーナーを購入するような方は既に持っていると思いますが)。


ホイールと同じやり方で取り付けるため工具がないとどうしようもありません。

スプロケット工具についてはパークツール等のメーカー品ではなくノーブランドで十分に使えます。もし所有していないのであればこの機会に購入しましょう。

Q. 他に買った方が良いものある?②

Thinkriderは他社と比べると安価なスマートトレーナーですが、だからといってホイホイと買える値段というわけでもありません。購入後は「可能な限り長持ちさせたい」というのが人情でしょう。

…というわけで、可能であればサーキュレーターが欲しいです。これは人間に当てるためではなくThinkrider本体に風を当てるために使います。

電気製品を長持ちさせるコツは「とにかく冷やすこと」です。冷蔵庫なんかは放熱環境の良し悪しで寿命が1年2年違ったりします(※電気代も結構違います)。

Thinkriderに限ったことではありませんが、スマートトレーナーは内部でハブを回転させるという構造なのでバチボコに熱が発生します。これは非常によろしくありません。

まぁ実際どれくらい違ってくるのかは分かりませんが、冷やして損をすることは無いので少しでも長く使いたい場合はサーキュレーターがあった方がよろしげです。

サーキュレーターの選び方については可能であれば<静穏タイプ>が良いです。エントリーラインのは本当にうるさくて…。

サーキュレーターはエアコンの風を室内循環させて均一にしたりと普段からでも使える…といいますか普段から使うものですので一台持っていて困ることはありません。

Q. 組み立てとかどうなってるの?

Thinkriderは箱から出してそのまま使えるので組み立て作業は発生しません。

とはいえ「箱から本体を取り出す作業」がかなり面倒です。大きい上に重いですからね…。可能であれば二人以上の手で取り出し作業をやりたいところです。

Q. ズイフトと接続する場合はどうするの?

以下の記事を参照されてください。

<関連記事>
Thinkrider X7とZWIFTのセットアップ方法について

単に接続するだけであるなら自動で行われるので何も気にしなくてよいですが、キャリブレーション作業等が発生する場合があるので事前に確認しておいた方が安全ではあります。

Q. ローラー台としての使用感ってどんな感じ?

うーん…これについては比較対象が乏しいのであまり書けることがないのですが、とりあえず今まで使っていたミノウラのLR760と比べた話を書いてみようと思います。

ちなみにLR760はこんなやつですね。

・LR760(ミノウラ公式サイト)

とてもベーシックな固定ローラーです。今はもう生産終了品ですが、固定ローラーとしては「定番」的な位置付けだったので使用されていた(いる)方も少なくないのではないでしょうか。

・静音性について

静音性についてはけた違いに静かです。スプロケットとチェーンの音しかしない感じです。

ネット検索すれば『ダイレクトドライブはマジで静か』という言葉が山のように出てきますがこれは嘘ではありませんでした。今までLR760を使っていたのが愚かにすら思えます。LR760だって『比較的静かな固定ローラーです』という謳い文句だったはずなのに…。

これからローラー台を買う場合は絶対にダイレクトドライブすると誓いました。

・回した感じについて

実走と同等…とは行きませんが、それでもLR760と比べれば格段に上だと断言できます。

LR760は脚を止めると回転がすぐに止まってしまう感じでしたが、Thinkrider X7はより慣性が残っているので比べると実走に近いと言えます。

リクライニング性(※Thinkrider X7は完全に固定するのではなく振動吸収のために若干バイクが動くためのゆとりが設定されている)については良し悪しかもです。

確かに実走感を向上させる効果は出ていますしフレームへのダメージも軽減させられているのだと思いますが、これは言い変えれば「その分ふらつきが大きくなる」ということでもあります。

脚を最大まで広げれば「ほどよく揺れながらも安定している」という状態になりますが、脚を広げずに使うと結構揺れます。

まぁ基本的には全く問題ないのですが、ガチスプリントは安全性を考えて避けた方が無難です。

・大きさについて

Thinkrider X7は「脚の広がり具合」を任意で変更できるので使用する部屋が狭い場合であってもフレキシブルな対応が可能になっています。

個人的にこれが最も嬉しいポイントでした。ちなみに脚を広げる(or畳む)場合は付け根にある金属ボタンをググっと押すとロックが外れる仕様になっています。


…とはいえ、中途半端に広げてしまうと安定感が出ないというのも事実です。

個人的には先ほど紹介したマグライザーを使って無理矢理狭くして使っていますが、やはり通常であれば限界まで広げるべきなのだろうなと感じます。

Q. パワーメーターの精度ってどう?

かなり正確です。誤差±2%は偽りではないようですね。


貧脚を誤魔化してくれません。

ちなみにホビーライダー的区分における「普通レベル」は60分走パワーウェイトレシオで3.0W/kくらいだそうです。

個人的なことを書くと今現在のパワーウェイトレシオが約2.2W/kgくらいですね。これを3.0W/kgにするためには今より50W程上げて維持しないといけない計算になります。
 
50Wて…。

Q. そもそもズイフトっていいの?

過度に期待をするのもどうかと思いますが、単体で固定ローラーを回すよりは精神的な疲労が大きく軽減されます。

個人的な感覚の話をしますと、単体だと『まだ30分なのか…』というところがズイフトを通すことで『もう30分なのかと』感じることができます。

これはアレです、一度使うと戻れなくなるやつです。

Q. ズイフトって使うの難しい?

やることは簡単なので「走るだけ」であれば特にマニュアルを見たりしなくても大丈夫です。

とはいえ、細々とした部分に対する説明がごっそりと省略されていたりするので、それなりに使いこなそうと思えば調べないといけない部分があることも確かです。

これについては以下の記事にまとめているので参考にされてください。

<関連記事>
ZWFITの色々についてまとめ

むしろ購入前の段階で見ておく必要があるかもしれません。

Q. 一言でまとめるとどんな感じ?

端的に言えば『すごい』の一言につきます。

「ダイレクトドライブ」「パワーメーター計測」「ズイフト対応」。これだけの機能が入っている機材がこの価格で買えるとは…。

LR760なんてどれも付いてないのに3万円でございましたよ…。まぁ機能がシンプルな分だけ壊れにくいのかもしれませんけども。実際5年以上使っていますし。この辺りはカタログスペックとして分からない性能ですね。

Thinkriderはまだまだ使い始めたばかりなので耐久性については不透明です。その他にもリスクがあることはその通りですし、何もかも完璧というわけではありません。

しかしながら、その辺りを差し引いても良い買い物だったと思っています。

<22年6月追記>
使い始めて1年半以上経ちましたが壊れていませんし、不具合を感じるような気配もありません。

Q. どこで買えばいいの?

Thinkriderについては『基本的にアリエクスプレス以外からの購入はあり得ない』はずです。

そもそもとして国内から購入するのであればThinkriderを選ぶ必要はないでしょう。Thinkriderのストロングポイントは「低価格」という一点です。国内購入だと値段が大幅に上がってしまうので購入する意味がありません。

ちなみに国内価格だとこんな感じになります。

<楽天市場>

<YAHOOショッピング>

両方ともそれぞれのサイトにおける最安価格ではありますが(※販売先が同じなので金額も同じです)、アリエクと比べるとかなりのお値段になります。

国内からの購入を前提にしているのであればWahoo等から選ぶべきです。アフターの保証に関しても大きく違ってくるでしょうし、不要になった場合もメルカリ・ヤフオクでより高額な回収が出来ます。

Q. どのセラーで買えばいいの?

アリエクでは多数のセラーが取り扱っていますが、個人的に調べた限りではThinkriderを専門的に取り扱っている雰囲気を出しているストアが2つ存在しています。

言うほど変わらないような気もしますが、基本的にはこちらで購入するのが良いのではないかと思います。

専門セラーは以下の2つです。

・ThinkRider Store

・ThinkRider Official Store

一見して「オフィシャル」と付いている方が良いような感じがしますが、実はセラーの開設日はオフィシャルと付いていない方が早く評価数も多かったりします。おそらく中身は同じセラーです、アリエクでは複数出店が珍しくはありません。

これら以外のセラーで購入する場合はセラーの評価と購入者レビューを比較しながら選定していくのが王道です。

Q. 後継機の販売を待つのってアリ?

うーん…どうなんでしょうねこれは…。

既に十分な完成度があると思いますので新しいモデルであることのメリットはこれといって無いのではないかと感じます。まぁ新製品の方が気持ちとしては楽しいものがありますけれども。

個人的には欲しいなら早いうちに買ってしまうのが良いと思います。某感染症の影響でインドアトレーナーの需要が相当に伸びています。後回しにするほど値段が上がる可能性が高いです。

アリエクで販売されているものの価格変化を調べる場合は以下の記事を参照されてください。

<関連記事>
アリエクスプレスの価格変動を調べる方法について

過去半年にわたって調べることが可能です。

Q. X5Neoが発売されたけど?(追記)

Thinkrider X7の後継機よりも先にX5Neoが発売されました。機材としてはX7よりも確実にスタイリッシュでかっこよくなっています。

機能を比較してもカタログスペック上はX7と遜色がありません。対応勾配が15度までとX7より若干劣りますがトレーニング上の使用感としては問題無いでしょう。

そもそも強いトルクで回さないとトレーニングにはなりませんからね。バーチャルライドでの「勾配」というものは意味があるようでなかったりします。

いくつかのセラーで調べてみましたが最安価格は送料を含めれば6万円後半くらいのようですね。だいたいX7と同程度になっています。

Q. 購入する場合の注意事項とかある?

「セラーの評判を確認する」以外の注意事項としては、『同じセラーでオプションパーツを同時に購入しない』ということが挙げられます

これについては以下の2つの理由によるものです。

①梱包状態が複雑になって配送時にトラブルが起きる可能性が高くなる
②購入総額が高くなるため比例して税金が高くなる

詳しく書くとまた長くなってしまうので省略しますが、とにもかくにもアレやこれやとまとめて購入するとデメリットが増える可能性があります。

オプションパーツを購入する場合は別のセラー、或いはそのセラーがthinkriderを発送した後に購入した方がリスクを下げれます。

Q. アリエクでオプションパーツを購入するならどれ?

何を必要とするのかがそれぞれなので断言はできませんが、一般的に言って以下のものは購入して良いと思います。

・スプロケット
・ケイデンスセンサー
・心拍計

スプロケットはシマノ製品より3割~5割程度安いですね。ケイデンスセンサー・心拍計についても国内価格より5割近く安くなっています。

トレーニングマットがちょっと悩しいところです。純正品も販売はされていますがかなりの価格がする(※送料が高い)ので積極的に購入しようとは中々思えないのではないでしょうか。

価格的に考えればアマゾンで<この辺りのマット>を購入することが正解のように感じます。ちなみにこのマットは某大型掲示板で特におすすめされている商品です。レビューによると『幅に対して脚がギリギリ乗せられる』そうです。

Q. 関税って発生するの?

アリエクでの購入で発生する関税関係については色々と不透明な場合が多いです。

wiggleやCRCだと16666円を超えればほぼ100%の確率で発生しますが、アリエクの場合は何故か数万円であっても一切発生しなかったりします。このあたりは税関の匙加減もかかわってきますので断言ができない部分です。

個人的な例としては消費税(+地方消費税)だけ発生しました。

おそらくですがThinkriderをアリエク購入する場合であればほとんどの場合で同様だと思われます。「関税は発生しないけど消費税は発生する」というパターンです。そのようなわけで消費税程度の金額は用意しておきましょう。

海外通販で発生する消費税の計算方法は「支払金額の約6%」です。この支払金額には送料も含めてカウントされます

厳密に書けば支払い価格から課税標準額を導いてどうのこうの…といった作業をしなければいけないのですが、そこまでやったところで端数の処理は税関職員さんが決めるので細かい計算をしても意味がなかったりします。

結局のところ消費者には『支払った金額の6%くらいになる』以上のことは分かりません。

Q. いくらで買えるの?

時期で異なりますので何とも言えませんが、とりあえず以下のことは注意しておく必要があります。

・価格は時間経過で上昇する傾向にある
・新規アカウントの場合はクーポン・ボーナスがある
・他サイトと連携してリターンを増やす

では、それぞれについて解説をしていきます。

・価格は時間経過で上昇する傾向にある

アリエクスプレスの商品は大部分が時間経過と共に上昇する傾向にあります。

これは某感染症以降特に顕著です。幸いにして現在のところThinkriderは発売以降値段がほとんど変化はしておりませんが、送料に関しては確実に上昇しています。

『値段が変わらない』ということは『セールもやらない』ということと同意です。原則的に時間が経てば経つほど高くなると思っていた方が後悔がありません。

・新規アカウントの場合はクーポン・ボーナスがある

アリエクスプレスでは新規アカウントに対して300円クーポンが自動的にプレゼントされますが、以下のリンク先からアカウントを作成することでそれを増やすことができます

ボーナス・クーポン獲得までの流れは以下のようになります。



PCやスマホでレイアウトが若干変わりますがやることは変わりません。

実際にこのクーポンを利用するかどうかはさておき貰えるものはもらっておきましょう!

・他サイトと連携してリターンを増やす

これについてはやや専門的な要素が入りますので丁寧に読み進めていってください。

商品価格が直接割引される…というわけではありませんが、アリエクスプレスは他のポイントサイトと連携しています。

リターンの割合は3%前後と特別に高くはありませんが、Thinkriderは数万円単位の買い物になりますので無視をすると勿体無いことになります。

アリエクスプレスと連携可能なポイントサイトは楽天Rabatesです。

これは楽天ポイントによる還元ですので一見して不便のようですが、楽天ポイントには「獲得したポイントをカード支払い金額から差し引く」というサービスがありますので実質的な割引を受けることができます。

ただ、このサービスは「楽天カードの支払い額」からしか引くことが出来ません。

…というわけで、もし今現在楽天カードを所持していない場合は作成しておきましょう。既に作成されている場合はしばらく飛ばして最後の項目に進まれてください。

楽天カードは楽天のHPからでも作成できますが、これについてもポイントサイトを経由することで更に8000円程度のリターンを獲得することができますので必ず利用されるようにしてください

楽天カードの作成でポイントを得られるサイトはいくつかありますが、最もおすすめするのはハピタスです。

ここは日本で最も規模の大きいポイントサイトであり、万が一通信関係の不備でポイントが貰えない場合でも補償される制度が用意されています。他のサイトではこのようなサービスはありませんのでハピタスを選んでおくのが正解です。

ハピタスで新規のアカウントを作る場合は以下のURL先から作成して利用することでさらにボーナスポイントを獲得することが出来ます。

ただし、このボーナスポイントはアカウント作成から広告利用までに時間が経つと無効になってしまいますので注意されてください。作成後は時間をおかずにカード作成しておくと貰い忘れがありません。

ハピタス内で楽天カードを作る流れは以下となっています。

①アカウントを作成する
②検索ボックス内で「楽天カード」と入力する
③検索結果の中なら「楽天カード」を選択する
④詳細情報が表示されたページが出るので「ポイントを貯める」の部分を選択する

ちなみにワイズロード通販もハピタスと提携しています。amazonでは買えないようなユニークな国内アイテムが並んでいますし、送料無料のボーダーも高くないので実は使い勝手が良かったりします。

ハピタスのポイントは現金に交換することが出来ますので貰って損をすることは絶対にありません。楽天カードを作る場合は必ず経由するようにされてください。

では、ここから楽天Rabatesの話に戻ります。楽天カードを既に所持されている方はここから再開されてください。

楽天リーベイツについても以下のURL先から利用登録をすることでボーナスポイントの獲得ができるようになっています

楽天リーベイツの登録については楽天市場のアカウントをそのまま利用できますので、既にアカウントを作成されている場合は数秒で登録が可能です。

楽天リーベイツ内からアリエク購入のリターンを得る方法は一般的なポイントサイトと同様です。一応書いておくと以下のようになります。

①最上段にある検索ボックスに「aliexpress」と入力して検索する(※aliの3文字で検索しても出ます)
②検索結果からaliexpressを見つけて「ストアに進む」を選択する

ここで書いている全てのサービスを利用すればかなりの割引が可能になります。多少手間ではありますが、等ブログではここまで徹底して最大限の割引を狙うことをおすすめします。
 

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