☆☆☆ CHAOYANG MTB XC TIRE 隼299は最強グラベルタイヤか

中華サイトで密かな人気を誇るCHAOYANG社(※チャオヤンと読みます)のXC用軽量MTBタイヤを買ってみました。


買った後から調べて知ったのですが日本にも代理店があるようです。

・CHAOYANG | 野口商会
http://www.noguchi-shokai.co.jp/chaoyang/index.html

これによるとこの会社は世界第10位の総合タイヤメーカーとのこと。

『そうなの?』と思い調べてみましたのですが名前が見当たらず。色々調べて分かりましたが英語名(というか親会社?持株会社?)だと「Zhongce Rubber」という会社になるらしいです。

・トップ3のシェアは低下傾向に 2018年タイヤメーカーランキング(自動車春秋社)
https://www.jdt-news.co.jp/news/59210/

もっと正確に言えば、CHAOYANGはZhongce Rubber社(※中国名で中策ゴム社)の中にあるブランドのひとつとのことです。重機用タイヤやトラック用のタイヤで有名みたいですがこの辺りの知識は欠片もないのでさっぱりです。

中華製品の代理店は店頭需要としてきびしそうですけどね…。堅実なユーザーは欧州タイヤを選ぶのが普通ですし、中華製品を選ぶようなユーザーは言うまでもなく中華サイトから通販でしょう。

野口商会のページには価格が載っていますが『いやこれなら普通に欧州・米国タイヤ買うでしょ…』というお値段だったりします。


・隼299とはどんなタイヤなのか

本題に入って隼299です。これが正式な商品名なのかどうか分かりませんが気にいっているのでここぞとばかりに使っていきます。

最初にも書いていますが、隼299はCHAOYANGが販売しているXC用の軽量MTBタイヤです。サイズは26・27.5・29の三種類が展開されております。

今回は27.5を買ってみました。パッケージには「1.95インチで320g」と記載されており、超絶なまでに軽量なカタログスペックになっています。


大部分の方が『いやありえん数字でしょそれは』とツッコミを入れたと思いますがまさにその通りで、購入先のユーザーレビューには『太さは1.6インチくらいしかなかった』『重量を測ったら360g以上あった』というものがわんさかと並んでいます。

「1.95インチ/320g」と謳っているものが「1.6インチ/360g」というのは詐欺の部類ですかねぇ…。

とはいえ、仮に「1.6インチ/360g」であっても『十分じゃない?』というのもまた事実です。パナレーサーのグラベルキングが1.75インチで350gくらいですがあちらはスリックタイヤですし。

単純なカタログスペックだけで考えれば数字を1割盛られていても優れたタイヤなので買ってみてもよいだろうと…。お値段としてもグラベルキングの半値ですのでハズレてもさほど気になりません。

・実測してみるよ~

…というわけで届いたものを早速測りましょう。実際の重量は以下になりました。



やっぱり320gにはならないですね。

とはいえ重量差わずか1g!偶然なのかもしれませんがここまで揃っているということは製品上のクオリティは統一されつつあるということなのかもしれません。

写真を撮るのを忘れましたが太さについては割と正確でした。3barまで入れて47mm(インチ換算すれば1.85)くらいになりましたので、リム幅と空気圧次第では確かに1.95インチくらいまで大きくなりそうな感じはします。

・使ってみたよ~

とりあえず使ってみました。

重量に関しては言うまでもなくお軽いです。今まで700g以上あるタイヤを使っていたのでその変化たるや劇的と言えます。まぁ今までがおかしいわけですが、本格的にオフロードを走るわけでもないのにこんなタイヤをのせてどうするんだか。

このタイヤはきちんとオフロードに配慮されています。浅いノブは単なるアクセサリーではありません。

ノブが浅いので低圧にすると路面に対して面でべたーと接することになり、2インチ以下の細さとは思えないくらいにグリップします。

ノブが最近のMTBタイヤに比べるとかなり硬めですがこれは低圧での使用を想定したもののような感じがします。これでノブが柔らかかったら路面を拾う箇所がなくなってしまうのでしょう、おそらく。

オンロードにおける転がり感も悪くありません。低圧だとひっかかりが強すぎますが、高圧にすれば十分に転がってくれます。まぁ低圧でゆるゆる使った方が気持ちが良いので結局のところ空気圧をあげることは無いかもしれませんけれども。

このタイヤの用途は言うまでもなくグラベルロードですね。長所を活かして短所を隠そうとすれば自動的にグラベルタイヤに行き着きます。個人的には2.5barくらいがオンロードとオフロードの良いバランスです。

☆☆☆というのは早計であるような気がしなくもありませんが、現段階だとこの価格におけるベストバランスに位置します。少なくともグラベルキングSKの印象よりは格段に良いです。

これはチューブレスも試してみないといけない!…と思いつつもまだまだ寒いのでやる気が出てくれません。もし可能であるなら650B用タイヤの新定番になりうるかもしれません。

<追記>
やってみました。

CHAOYANGのクリンチャータイヤ"隼299"のチューブレス化に挑戦

精度の高いリムが必要かもです。

<参考までの販売先URL>

購入先は相も変わらずアリエクスプレスです。

海外通販については以下のURL先にメリットになる情報を書いています。アリエクスプレスでアカウントを作る場合の注意点やキャッシュバックを獲得するための方法等についても説明しているので参考にされてください。

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参考として実際に商品を購入したURLを載せておきます。時間経過と共にリンク先が消える可能性もあります。その場合は任意で検索されてください。

購入は自己責任の範囲でね!
 

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