<生涯有効>世の男性が「貰って微妙なプレゼント」ワースト10選

「女性から男性へのプレゼント選び」というものはかなり難しいと思います。

多くの場合で男は自分が欲しいものをクチにしませんし、貰った物に対して良くも悪くも反応が乏しいですからね。実際に、男は『プレゼントを貰うこと』が重要なのであって、内容については重要ではなかったりします。

とはいえ、そうは言っても「これは良くない」というアイテムがあることも事実ですし、そのようなものは避けたいと思うのが普通の心理というものでしょう。


…というわけで、世の男性が貰って微妙なプレゼント・ギフトについて紹介していきます。

この知識はおそらく100年後も200年後も有効です。100年経とうが200年経とうが男の中身はたぶん変わりませんので…。


①名刺入れ

名刺入れは「貰って微妙なプレゼント」の筆頭です。サッカーで言えばセンターフォワードです。エースストライカーです。

『今度就職する彼氏に~』といった場合が多いと思いますが、大抵の場合で名刺入れは身内から貰いますので結果として被ります。2つ3つ持っていても仕方がないものですので『貰っても仕方がない』『別のものがよかった』ということになってしまいます。

そんなわけで名刺入れはやめましょう。

②キーケース

キーケースも名刺入れと同じように「貰って微妙なプレゼント」です。サッカーで言えば右ウイングです。センターフォワードの隣です。

使っている人は既に持っていますし、これこそ複数持っていても意味がありません。そんなわけで不要ということになります。

名刺入れと財布はよくサイトやブログの「おすすめプレゼントランキング」に入っていますが、これは単に『運営者がサイト内のリンクから売れると嬉しいもの』を紹介しているだけです

…というわけで騙されないようにしましょう。

そもそもとして、キーケースはそこまで男に需要がありません。多くの男はバッグを持ちたくありません。これは男に聞かずともジーパンのポケットに財布を突っ込んでいる光景から見て取れるでしょう。

『財布ですらポケットに入れて済ます男がわざわざキーケースという荷物を増やしたいと思うはずが無い』ですよね。

③財布

お財布も「基本的にお止めになった方がよろしいもの」の代表です。

サッカーで言えば左ウイングです。名刺れ・キーケースと合わせて「貰って困るもの」のスリートップと言えます

当たり前ですが『財布を持っていない』という人はまずいません。さらに男は女と違って「財布を複数持つ」或いは「財布を頻繁に買い替える」という概念がありません。そんなわけで大抵の場合で『貰ってもいらない』わけです。

財布が有効になるのは以下の条件を両方とも満たした場合くらいでしょうか。

・今使っている財布がかなりボロボロ
・相手にブランド等のこだわりがない

この条件を満たせばOKではありますが、あまりそういうことは無いんですよね…。

もしくは、逆に「渡す相手がミーハーでブランド志向が強い」場合であれば有効なことはあります。単純に『このブランドが好き』→『でも持ってない』→『欲しい』というロジックが成立します。ブランドで言えばギャルソンとかマルジェラとかその辺りです。

こういった場合はOKなわけですが、実際のところこういう場合もかなり少数なので福音にはならないのではと思います。

これら以外で有効になるのは…うーん…ファッションに目覚める中高生男子には一応はアリです。ファッションに目覚めると突然長財布が欲しくなったりすることは確かにあります。

ただまぁ中高生カップルだと予算的に財布は現実的ではないのではと思います。安くても1万円くらいは必要ですからねぇ…。

④服(※ただし例外もある)

服も難しいですね…。

理由については書くまでもないでしょう。「好みが分かれるから」に他なりません。ファッションに強く興味のある男はほとんど場合で自分以外からのセンスを受け入れることが出来ません。

『これは趣味じゃないなぁ…』で済めばまだ良い方で、最悪の場合は『自分のセンスが否定されている』と受け取って関係がこじれたりもします。プレゼントとして色々とリスクが高いのでやめた方がいいんじゃないかなと思います。

服を贈って失敗しないのはざっくり以下の2つの場合です。

・贈るものに「価値」がある場合
・彼女側の要望として贈る場合

では、これらについて説明していきます。

・贈るものに「価値」がある場合

贈るものに価値がある…というのは、簡単に言えば『寒くなってきたときにヒートテックをプレゼントする』とかそういった場合です。

要するに、好みとは関係なくても「便利であれば価値がある」わけです。男は基本的に合理的な生き物なので、機能的なものを無価値だとは思えません。

ヒートテックと同様に「完全防水のマウンテンパーカー」とか「とても暖かいライトダウンジャケット」とか「長時間使っても蒸れない靴下」といったものは便利なので有効となります。

また、単純に『このブランドが好き』というのも価値です

この場合はアイコニックなアイテムになりますので…まぁストリート系ブランドのスウェットパーカーとかになりますね。仮にSTUSSYが好きだとしたら単純にSTUSSYのパーカーやTeeシャツをプレゼントすればいいわけです。こういった場合であれば外れません。

ただ、この場合は好きなブランドが重要です。

上でSTUSSYを例に出していますが、これはやはりSTUSSYがアイコニックであるからこそ成立しているわけです。これがユナイテッドアローズとかであればアイコニックではないので成立しません。

要するに「ロゴが入っているブランド」じゃないとダメだということですね。

・彼女側の要望として贈る場合

彼女の要望として贈る…というのは『この服絶対に似合うから着てみて!』という感じでプレゼントする場合です。

男はカッコつけたい生き物なので「お願い」は基本的に叶えるスタンスでいます。彼女からの要望なんてそれこそカッコつけチャンスなので当然に乗ります。服を着るだけですから手間もありませんし。

つまり、服がどうこうではなく「相手の男に対してカッコつける場を提供する」という意味でのプレゼントです

プレゼントは結果的に相手を満足させればいいわけですから、必ずしも「物欲・所有欲を満たさなければいけない」ということはありません。当たり前のようですが非常に重要です。

『コレ着て!』と着せて『やっぱり似合う!カッコいい!』と言えば、服の好みが外れていたとしても『オレやっぱりカッコいいじゃん』と結果満足します。男は単純です。

⑤アロマ関係のなんやらかんやら

残念ながら多くの男はそういったものに興味がありません。

⑥バスグッズ関係のなんやらかんやら

残念ながら多くの男はそういったものに興味がありません。

⑦美容関係のなんやらかんやら

残念ながら多くの男はそういったものに興味がありません。ある場合はこだわりが強いですので…まぁ、あまりよろしく無いですね。

ただし、リップクリームやハンドクリーム・日焼け止めといった一般的なケア用品については例外的な側面があります。男性も大抵の場合で『ケアしなきゃなぁ…』と思ってはいますが「何を選んだらいいのか分からない」といった場合が多いのが実情です。

『これがいいよ!』と知れるのはありがたいです。

⑧腕時計(※ただし例外もある)

腕時計も色々と難しいです。

好みや用途で選び方がそれぞれ違っていますし、社会人であれば「それなり」のものが求められるシチュエーションがシバシバです。金融系なんてまだ「お高い腕時計が信用の証」だったりします。

まぁロレックス・エクスプローラーでもプレゼントすればとりあえず正解にはなるわけですが、現実的にそういったことは難しいでしょう。

実際男としてもそんなもの貰ったら困ります。高いものを貰って喜ぶのはホストくらいです。彼らはお返しを考えなくていいですからね。

…というわけで基本的には避けた方が良いのですが、これも例外があります。

・相手が学生であれば無関係

相手が学生である場合は「格」なんて関係ありませんので問題ありません。ファッションウォッチで全然OKです。

それに大学生であれば就職活動という伝統行事がありますからね。就職活動における腕時計にルールなんてありませんが、それでもスーツに合うのはやはりシンプルな三針です。持っていないのであれば有効でしょう。

中高生であってもG-SHOCKを貰ったら嬉しいはずです。大抵の男子は一度はGショックに憧れを抱きますからね。ストリートファッションとも高相性です。

・G-SHOCKは例外

仕事で現場に出る方にはG-SHOCKが有効な場合が多々あります。

G-SHOCKは腕時計において例外です。G-SHOCKは腕時計ではなく『G-SHOCKという独立した道具』です。「スマホの中でiPhoneだけは特別」みたいな感じでしょうか。とにもかくにも別枠です。

「現場の腕時計=G-SHOCK」です。職種次第では役員クラスだってGショックを付けるのが普通だったりもします。頑丈であることは最高の性能です。

Gショックの多くはウレタン樹脂製なので基本的に使い捨てです。ざっくり7年~8年くらいで表面が劣化してぼろっといきます。そんなわけで4年目~5年目くらいになると大抵は「買い替え」を検討します。ここにタイミングが合えば良いですね

とはいえ、GショックはGショックで「選択肢があり過ぎる」ので選ぶのが大変ですけどね…。

⑨カフスボタン・ネクタイピン

カフスボタンとネクタイピンも鬼門となります。

カフスボタンを付けるためにはカフスシャツが必要ですが、基本的によほどフォーマルな場でないとカフスシャツは着ません。そもそもとしてカフスシャツを持っていない男もたくさんいます。そんな状態でボタンだけ貰っても仕方がありません。

ネクタイピンも同じようなものです。実際のところネクタイピンを使う男は今の時代少数です。カフスボタンほど難しいわけではありませんが使わない男は使いません。

これらはよほど洒落っ気のある相手にしておきましょう。

補足しておきますと、ネクタイに関してもかなり微妙なところだったりします。ネクタイを貰っても大抵の場合で『あぁ、ネクタイね…』となる可能性が高いです。

ネクタイを貰って嬉しいと感じる男はほぼいません。大切な相手から貰えば嬉しいわけですが、それは「その相手に貰ったから」嬉しいわけです。ネクタイに価値を見出しているわけではありません。

ネクタイは…なんかこう…プレゼントというよりも「仕事に対する支給品」という感じになってしまうんですよね。名刺入れもそうなのですが、せっかくのプレゼントなのですから仕事とは関係のないものが楽しいというものでしょう。

⑩アクセサリー全般

男女関係無いような気はしますがアクセサリーは難しいですよねぇ…。

基本的に普段アクセサリーを付けない男は貰っても付けません。せっかくプレゼントしたのに身に付けて貰えないのは面白くないでしょう。

付けなくても所有することで満足するということもあったりはしますが、これは「クロムハーツ限定」だったりします。

大抵の男はアクセサリーブランドなんてクロムハーツくらいしか知りません。それ以外はゴローズくらいでしょうか。まぁ、とにもかくにも興味がなくても価値があると認識できるのはクロムハーツくらいしか無いわけです。

クロムハーツはお高いですからねぇ…。

ダイヤが散りばめられたレディースアクセサリーと比べればお安い部類かもですが、棚に飾るために数万円を出すというのは抵抗がある場合がほとんどではないでしょうか。

…というわけでやめておいた方が無難です。

例外的に相手がスポーツをする場合はアスリートが身に付けるようなアクセサリーが有効の場合があります。こういうのは気にはなっていても自分では中々買う気になれない商品なので、貰うのであれば「アリ」です。

・基本的にファッション関係はよろしくない

ここまで読んで貰えれば分かると思いますが、貰って微妙なものは大抵の場合でファッション関係のものです

実際のところ、これについては男性も女性も関係がありませんね。「好みが大きく関係していくるものはよろしくない」というごくごく普通の話です。

そのようなわけで、一度ファッション関係から離れてみることをおすすめします。
 

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