チューブレス化をするための道具を中華サイト(※要するにアリエク)を通して紹介するお話です。
『チューブレスだから』といって特別に気負う必要はありません。チューブレスは相性に左右される面が強いため、全てのパーツを有名メーカーで揃えたところで完璧となる保証はなかったりします。
そんなわけで中華製品を寄せ集めても特に問題はありません。
必要になるもの
早速ですが内容に入りましょう、最低限必要になるものは以下となります。
・チューブレスバルブ・リムテープ・シーラント・シーラントを流し込む道具
それでは実際にそれぞれを紹介していきます。
・チューブレスバルブ
チューブレスバルブについては以下のようなものを選びます。
お値段およそ400円~600円程度、バルブの長さで価格が異なります。
バルブはリムの形状によって微妙に相性があるのでメーカーにこだわっても仕方がない部分があります。StansNoTubesだからといって100点が出るかどうかは分かりません。
ポイントとなるのは「バルブを取り外すことが出来るかどうか」です。これが取り外せないとシーラントを入れるのが面倒になりますのでここだけは絶対に確認しておく必要があります。
・リムテープ
次はリムテープですね。
完全なテープレスリムであれば不要ですが、まだまだチューブレスレディが多い(はずな)のでリムテープは必要になることでしょう。
完全なテープレスリムであれば不要ですが、まだまだチューブレスレディが多い(はずな)のでリムテープは必要になることでしょう。
お値段およそ400円~600円。タイミングによっては300円以下で買えることもあります。
ただ、リムテープに関してはモノによって確かに質の差が存在します。
上で取り上げたような安価はものはテープを貼りやすいリムであれば使えますが、内部の湾曲が大きいタイプのリムだったり使用上の安全を見る場合は下のようなものを選んだ方が正解です。
NoTubesのイエローテープ…に近いものです。
実際のところメーター単位だとこちらの方がお安かったりもします。長さが余ってしまうかもしれませんが価格的・機能的に考えるとこちらの方がおすすめです。個人的にもこれを使っています。
ただ、リムテープに関してはモノによって確かに質の差が存在します。
上で取り上げたような安価はものはテープを貼りやすいリムであれば使えますが、内部の湾曲が大きいタイプのリムだったり使用上の安全を見る場合は下のようなものを選んだ方が正解です。
https://ja.aliexpress.com/item/32641761433.html?gps-id=pcStoreLeaderboard&scm=1007.22922.122102.0&scm_id=1007.22922.122102.0&scm-url=1007.22922.122102.0&pvid=591e328d-41e6-4268-bf35-e85e58d5bc76&spm=a2g0o.store_home.smartLeaderboard_750521685.32641761433
NoTubesのイエローテープ…に近いものです。
実際のところメーター単位だとこちらの方がお安かったりもします。長さが余ってしまうかもしれませんが価格的・機能的に考えるとこちらの方がおすすめです。個人的にもこれを使っています。
リムテープの幅は「リムの底面に対して全面張れる幅」が理想です。「内径+〇mm」といった考え方はリムの形状次第で誤差が出るのでおすすめしません。底面を覆う以上の正解は無いので可能な限りこれを目指してください。
『どうしても無理っぽい…』という場合はリムテープの上からゴリラテープとかを張るとあっさり解決したりもします。
・Gorilla Tap
リム幅のサイズが合えばラッキーですね。
とはいえ、これはあまりおすすめ出来るものではありません。丁寧に作業をしていけば上手くいくはずなので、このような飛び道具的なものには極力頼らない方が後々のことを考えると正解です。
とはいえ、これはあまりおすすめ出来るものではありません。丁寧に作業をしていけば上手くいくはずなので、このような飛び道具的なものには極力頼らない方が後々のことを考えると正解です。
・シーラント
これに関しては大手の定番メーカー品を選びましょう。
理由としては「中華で買う意味がない」からです。中華サイトのシーラントはこれといって安いわけではありません。むしろ普通にStansNoTubesやSchwalbeを買った方が単価としては安かったりします。
アリエクだと液体発送における輸送リスクもあったりします。品質管理・価格・輸送速度等全ての面においてわざわざ中華を選ぶ意味がありません。
『500mlも必要なの?』と思われる方もいるかもしれませんが最初のうちはシーラントの分量感覚を掴み切れないため200mlくらい無駄にすることは少なくありません。定期的に交換しなければいけないものでもあるので500mlはほどよいサイズです。
アリエクだと液体発送における輸送リスクもあったりします。品質管理・価格・輸送速度等全ての面においてわざわざ中華を選ぶ意味がありません。
『500mlも必要なの?』と思われる方もいるかもしれませんが最初のうちはシーラントの分量感覚を掴み切れないため200mlくらい無駄にすることは少なくありません。定期的に交換しなければいけないものでもあるので500mlはほどよいサイズです。
・シーラントを流し込む道具
バルブからシーラントを流し込む道具ですね。これについてはこのようなものがあります。
お値段はだいたい1000円程度でしょうか。
…とはいえ、シーラントに流し込むためのミニボトルが付属していることも多いので(※シュワルベには付いています) 必ずしも買う必要はなかったりします。定番ネタとして「ダイソーで売っている注射器を使う」というものありますね。
そんなわけで必要な道具であってもわざわざ通販する必要はありません。
個人的にはシュワルベのミニボトルを使っています。注射器型の方が正確に分量を入れることが出来ますが洗う手間が増えます。
ただ、注射器型の最大の利点は「正確に分量をいれることが出来る」ではなく、「入れすぎたシーラントを回収することが出来る」という点にあります。
シーラントは優れた道具ですが万能の道具ではありません。入れる量に比例して空気抜けが防げるということはないので入れすぎたシーラントは邪魔な水にしかなりません。
そんなわけで注射器型は常備しておいた方が便利です。『入れすぎてホイールからちゃぽちゃぽ音がする…』となった場合に対応できます。
・SCHWALBE(シュワルベ) DOC BLUE PROFESSIONAL シーラント
https://amzn.to/2OnwqVk
ただ、注射器型の最大の利点は「正確に分量をいれることが出来る」ではなく、「入れすぎたシーラントを回収することが出来る」という点にあります。
シーラントは優れた道具ですが万能の道具ではありません。入れる量に比例して空気抜けが防げるということはないので入れすぎたシーラントは邪魔な水にしかなりません。
そんなわけで注射器型は常備しておいた方が便利です。『入れすぎてホイールからちゃぽちゃぽ音がする…』となった場合に対応できます。
必須ではないが買うべきもの
チューブレスという機能上「絶対に必要ではないがあった方が良い」というものもあります。これについては以下の3つです。
・専用バルブナット・バルブツール・脱脂スプレー
ではそれぞれについて説明していきます。
・専用バルブナット
これは要するに「締めやすいナット」のことです。どんなチューブレスバルブであってもナットは付属していますが、一般的なナットだと締めるのが結構大変だったりします。
お値段およそ200円弱。新規アカウントだと3円くらいで買えたりもします。このようなナットを使うとしっかり締めることができますので空気漏れのリスクが下がります。
この辺りの締め付けが悪いとあっさり空気が漏れるのがチューブレスです。漏れている音がしなくてもきちんと密閉されているかどうかは分かりません。出来たつもりでも「翌朝になったらベコベコ」というのは通過儀礼です。
個人的には「必須」ツールだと思っています。金額としても負担にはならないので是非とも購入をおすすめします。
・バルブツール
これについては「シーラントを流し込む道具」のところでちらっと写っている紫色の金属ツールです。
実際に使えば分かりますがとても便利です。
大抵の場合でチューブレスバルブに簡易的なものが付属しているので必ずしも買う必要はありません。とはいえ、機能を考えると買わない方が不思議と言っても過言ではない便利道具です。
『色が気に入らない…』という場合は他のメーカーでも探せばチラホラと見つかります。
こちらのリンク先の方が具体的な使い方が載っていて分かりやすいですね。実物を確認したわけではありませんが、おそらく元の金型は同じです。
これについては各ご家庭にある場合も多いと思いますので割愛します。一般的にホームセンターで販売されているもので十分です。
『色が気に入らない…』という場合は他のメーカーでも探せばチラホラと見つかります。
https://ja.aliexpress.com/item/33047928472.html?spm=a2g0o.productlist.0.0.6dbb1104kyVlo0&algo_pvid=1f0175b8-1526-4eaf-ab2f-b95460759558&algo_expid=1f0175b8-1526-4eaf-ab2f-b95460759558-3&btsid=44e2f2d8-82be-4fbc-886b-af2075921359&ws_ab_test=searchweb0_0,searchweb201602_8,searchweb201603_53
こちらのリンク先の方が具体的な使い方が載っていて分かりやすいですね。実物を確認したわけではありませんが、おそらく元の金型は同じです。
・脱脂スプレー
リムの清掃に必要となります。実質的には必須道具です。これについては各ご家庭にある場合も多いと思いますので割愛します。一般的にホームセンターで販売されているもので十分です。
チューブレス対応ポンプの必要性
個人的にはチューブレス対応ポンプを所有していません。
何故かと言えば手持ちのフロアポンプでビード上げができているからです。ごく普通にスポーツ自転車用として販売されているものですが、工夫と労力で現状なんとかできています。
・8年くらい使い続けている普通の空気入れ
https://amzn.to/37JfSyr
そのようなわけで、必ずしもチューブレス専用ポンプは必要ではありません。『とりあえず普通のポンプで試してみてダメだったら検討してみる?』くらいの感じが程よいのではないかと思います。
2インチくらいなら大抵の場合でなんとか出来るはずです。3インチを超えるようなセミファットサイズ以上のサイズだと流石にどうしようもない場面があるかもしれませんが…。
全部でおいくらですか?
シーラントを別で買うとして最安を計算すると…
・バルブが500円
・リムテープが400円
・シーラントボトルが1000円
・バルブナットが200円
・バルブツール300円
合計すると2400円ですね。
シーラントボトルは必ずしも買う必要があるわけではないのでこれを除けば1400円となります。シーラントは大手の海外通販で2000円くらいなので、最終的には3500円くらいでチューブレス化のための道具を揃えることが可能です。
有名メーカーさんで揃えるとこの3倍くらい必要になったりします。『とりあえずどんなものか試してみようかな?』くらいの感じなら中華が程よいバランスです。
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