☆★★ トップチューブバッグにdeuterのenergy bagを選ぶのは正解なのか?

サイクリング時の利便性を考えるとトップチューブバッグという選択はとても有効です。

サドルバッグと違いすぐに荷物を出し入れすることができますし、背面ポケットへの収納を避けることができるので腰への負担がずいぶんと軽くなります。

しかしながら、トップチューブバッグが様々な問題を抱えているのも事実です。

この問題は大きく言えば「①見た目としてよろしくない」「②走行時に足に当たって邪魔になる」の2つに集約されます。これは設置する場所の関係上どうしようもなかったりするものですが、最大限に回避する可能性があるのがドイターのエナジーバッグです。


トップチューブバッグとしておそらく最も認知度が高い商品がこれでしょう。次点はトピークのトライバッグとかですかね…。


・エナジーバッグの利便性

おそらくは世界規模で見ても最も手軽に入手ができかつ足に当たりにくいトップチューブバッグがこのエナジーバッグです。


およそ5cm程度の細いマチ幅が「足に当たりにくい」という状況を作ってくれます。


高さも低めになっているため自転車を振った場合における影響も小さいと言えます。背が高ければ高いほどモーメントが発生しますからね。

容量も個人的には『十分にある』と言える範囲です。例をあげれば以下のものが収納可能です。


これくらいのモノが入れば十分というものでしょう。

鍵関係であればABUSのBordo LITE 6055 MINIが収納可能です。



Bordo LITE 6055 MINIは専用ケースが2000円くらいしますので節約と言えば節約です。

<関連記事>
ABUS Bordo LITE 6055 MINIは現状のベストバランス

ちなみにですが、今現在energy bagに入る革財布を使っています。


正確に書けば財布というよりも小銭入れに違いですが、これはかなりおすすめです。

<関連記事>
アリエクで販売されている15ドルのミニ財布がKAWAII

かたちそのものも良いバランスですしデザインも悪いわけではありません。故に『トップチューブバッグを試すのであればとりあえずコレ』と断言できるものではありますが、それでも商品として完全なものというわけでもありせん。

このバッグはストラップが長いため取り付け時に余りに余ります。

この部分に不満を抱えている方はかなり多いようで、amaoznのレビューを見てもかなりの割合でこの部分について言及されているのが確認できます。

<参考>
deuter energy bagのアマゾンレビュー

余る長さがあればあるほど足への接触率が高まるのでクロモリフレームのようなチューブの細い自転車だとよろしくありません。見た目としてもスマートではありませんのでテンションが下がってしまう場合も少なくないでしょう。

・カスタムすれば改善はできるが…

この辺りは手を加えれば改善可能です。


上はストラップを切り取ってボトルマウント式にカスタムしたものです。どれだけバイクを振ってもバッグの位置は固定されますし、ベルクロが無いので見た目もスマートです。

<関連記事>

とはいえ、これが出来るのはトップチューブにダボ穴が付いているフレームが前提となりますので一般的とは言えません。

クロモリフレームであれば増設して対応することも出来ますが…。

<関連記事>

いずれにしてもニッチなので現代のようなカーボンフレームが当たり前の時代だと需要があるかどうか分かりません。

フレームに穴を空ける図

グラベルロードではなくてもエンデュランス系のフレームであればトップチューブにはダボ穴を付けて販売した方が売れると思うんですけどね…。

・エナジーバッグはどこで買うべきなのか

物流の関係なのか近年国内での価格がじわじわと上がっています。

そんなわけで単純に安価で買う場合はwiggleがベストです。タイミング次第では国内価格より10ドル以上の差が出ます。

とはいえ、wiggleでは送料の問題が出てきます。他に購入するものがあれば何の問題もありませんが、特に買うべきものが無い場合はamazonで買う方が合理的であるといえなくもありません。

うまく理由をつけて可能な限りwiggleで買いたいところですね。必要なものがなくても予備のチューブやタイヤ、新しいバーテープや栄養ドリンクといったものは備蓄しておくと便利で楽しいです。

海外通販については以下のURL先の記事にメリットになる情報を書いたりしますので参考にされてください。キャッシュバックサイトに登録をしていない場合は要チェックです。
 

・新しく投稿した記事

0 件のコメント :

コメントを投稿