ロードバイクにとって軽量化は宿命のようなものですが、「最軽量」をたたき出すのは中々のハードルです。言うまでもなくかなりのおカネが必要になります。
大人の趣味と考えれば言うほど高額というわけではないかもしれません。とはいえ『サドルひとつに50000円』と言われて何の抵抗もなく支払うのは相当に難しい行為です。常識的な観点だとまずぼったくりを疑います。
そんな非常識価格が当然だったりもするロードバイクパーツ界において中華メイドのカーボン製品は救世主です。世界最軽量を目指すことは無理でも「それなり」に近づけることは不可能ではありません。
…というわけで中華の超軽量シートポストです。
おそらく中華サイトで販売されているものではこれが最軽量だと思われます。これ以上軽いものを求めるとなるとDARIM辺りが選択肢でしょうか。
・実測124gのシートポスト
もう前書きをする必要もありませんね、実測重量で124gとなりました。
ThomsonのMasterpieceと比べると2割くらい軽いです。
ちなみに径は27.2mm、長さは300mmのものになります。今回はシートバックされているものを買ってみましたが、当然ストレート形状の物も販売されています。
ちなみに径は27.2mm、長さは300mmのものになります。今回はシートバックされているものを買ってみましたが、当然ストレート形状の物も販売されています。
個人的はあと10cmくらいカットしても問題ないので手を入れれば確実に120gを切ることが可能です。
DARIMは300mmの時点で95gくらいらしいのでそれと比べればまだまだ及ばない数値ですが、3000円ちょっとで購入できることを考えれば優位性がどちらにあるのか分からなくなります。
・使用に耐えうるのか
カーボン生地はかなり薄いですが、試しにそれなりのトルクで締めてみても割れませんでしたのでそれほどデリケートに扱わなくても問題はなさそうな感じです。
とはいえ、可能な限り低トルクでの固定が前提ですが…。
どうしても固定できない場合は<この辺りの摩擦材>をちょろっと塗れば何とかなるでしょう(※塗り過ぎると固着して抜けなくなる可能性が高いので注意です)。
ポスト部分はそんな感じで良いのですが、サドル台座周辺はかなり繊細です。
サドルレールと支持棒がきちんと直角になっているか目視で確認しなければいけません。ある意味ではトルク管理よりも面倒です。
オフロードでの使用は無理そうですね。この辺りのことを考えるとプレート固定式に軍配があがります。実際のところプレート固定式であっても重量はほとんど変わりません。割合で言えば2割くらい重くなりますが数値で言えば30g程度の違いです。
台座の固定というのは地味ながらも非常に大切な部分であるので、完全オンロードでない場合はプレートで固定できるものを選んだ方が正解です。
<参考までの販売先URL>
購入先は相も変わらずアリエクスプレスです。
海外通販については以下のURL先の記事にメリットになる情報を書いたりします。アリエクスプレスでアカウントを作る場合の注意点についても説明しているので参考にされてください。
アリエクスプレスはキャッシュバックサイトと連携することが可能になっており、未登録の場合は初回使用で10ドルの現金をリターンすることができるようになっています。
これついては以下のリンクに詳しい内容を書いているので参考にされてください。
参考として実際に商品を購入したURLを載せておきます。時間経過と共にリンク先が消える可能性もあります。その場合は任意で検索されてください。
0 件のコメント :
コメントを投稿