☆☆★ 中華OD缶用ノクターンガスランプで疲れた心を癒そう

現代人は何のためにキャンプをするのか…と考えると、それは『焚火をしたいから』だと思うのです。

「自然に触れる」や「都市では出来ないアクティビティ」といった理由もあるとは思いますが、おそらく根源にあるのは『火を眺めたい』という原始的な欲求です。その原始性故に我々は普遍的な安らぎを感じ、暖炉の映像を延々と映すようなチャンネルに需要があったりするのだと思います。

…というわけで使っているガスランプ(ランタン)の紹介です。


中華サイトで販売されているOD缶用のランプです。品番としてはJBL-L001というものが付いています。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、形がスノーピークのノクターンランプに酷似しています。多分OEM商品なんじゃないですかねぇ…本家の方も韓国製だったりするみたいですし。


・割と良いです

理想を言えばリアル焚火や薪ストーブが究極ですが現実は中々に困難です。

ある程度市街化している地域であれば大抵の場合で「燃やす」という行為は自治体の条例で禁止されています。薪ストーブも地域によってはさほど珍しくなかったりはしますが、あれはあれでかなりの手間暇が求められます。

そのようなわけで、より簡単にフィーリングを求めようとするとこのような道具の出番です。ロウソクやキャンドルだと失火が怖いですからねぇ…。

ちなみに、ロウソクとキャンドルは原材料も製法も異なっているため実は違う製品です。ロウソクの材料は一般に植物から絞り出した木蝋で、キャンドルの材料は石油から生成したパラフィンとなります。

何だか話がズレましたが悪いものではありません。


火の大きさはコンパクトです。上手く写真が撮れなくてもうしわけないのですが、最大まで大きくしても25mmくらいでしょうか。慎ましやかなたたずまいを感じます。

火のサイズから分かるかもしれませんが屋外での使用は難易度が高いです。テントの中にいれれば平気ですが、風が強いとあっという間に消えてしまいます(※amazonのレビューによると本家の方でも同じことになっているようです)。

・使い方について

この商品は取扱説明書のようなものが付属しておりません。紹介しているにもかかわらず何も書かないのは無責任ですので、ざっくり使い方について書いていきます。

①ランプとアウトドア缶を繋ぐ

書くまでも無いような気がしますが、まずはランプとアウトドア缶を繋ぎましょう。


相性については特に問題無いようです。手元にあるOD缶だと<SOTOのミニサイズ><プリムスのラージサイズ>にきちんとはまります。

ちなみにですが、ガス缶にアダプターを挟んでも使えました。


…とはいえ、この場合は転倒してしまう危険がかなり高いですので<このような台座>との併用を前提にされてください。

②ランプのガスを開放する

ランプ側の取手を反時計回りにまわしてガスを開放します。


このときは全開まで解放して問題ありません。

③火力調節ダイアルをセンターにする

実物無しで説明するのがちょっと難しいのですが、このランプは本体を回転させることで火力の調節が出来るようになっています。

その調節を確認できるのが内部にある↓の部分です。


本体を回してこの位置を変えることで火力が変化する仕組みです。

これについては実際に触れば一目瞭然で分かるのでそこまで考えなくてよいのですが、着火方法によっては『もしかしたら火力が強すぎると火傷をするかも?』となりますので念のためにセンターにしておいた方が安全です。

④火を付ける

ではいよいよ火を付けていきましょう。ガスが開いている状態でチャッカマン的な物をランプ下部の隙間に入れると火が付いてくれます。


(↑)のやり方がセオリーですが、個人的には下の写真のように上から直接バーナーを当てて点火していたりします。


③で「火力調節ダイアルをセンターにする」作業をしているのはこのような着火方法を想定しているためです。言い換えれば、セオリー通りに着火する場合は③はどうでもよくなります。

バーナーを持っているとチャッカマンをわざわざ買う気にならないんですよねぇ…。

やはり「パワーがある」というのは便利です。屋外で蚊取り線香に火を付けるときなんかでも風に負けませんし、サイズもコンパクトなので携帯することに抵抗もありません。

アウトドア的な趣味がある場合はマストでしょう。所持されていない方には強く購入をおすすめします。

・本体の調節についての話

このランプは「上部のガラス部分」「中心の着火部分」「下部のガス缶接続部分」の3つのパーツに分けることができます。


パーツの数が少ないのは分かりやすくて良いのですが、着火部分のネジで上と下を固定している構造になっているためここが緩んでしまうとガラス部分がガタガタして使えなくなるという欠点があります。

…と、こんな文章だと大げさですが、単に『着火部分が緩んでいる場合は締めてください』というだけの話です。商品が配達されるまでの振動でここが緩くなっている場合も結構あるようですね。

そのようなわけでラジオペンチを用意しておいた方がよさそうです。これは100均のもので十分使えます。

・「燃費」を調べてみる

折角なので燃費を調べてみました。

中火設定にしたランプを<プリムスのOD缶>で4時間燃やし続けた変化が以下です。



4時間燃やして12g減りましたので、1時間当たり4gのガスを使うことになりますね。

では、この結果を利用して燃焼時間と1時間当たりの燃費を計算してみましょう。

まずは燃焼時間です。サイトによるとこちらのOD缶には470gの燃料が入っているとのことですので、理屈上は中火設定だと117.5時間まで点灯させることが可能になります(470/12=117.5)。

丸5日点灯させることが出来るのであれば防災ツールとしても有効な感じがしてきます。

次は燃費を見ていきましょう。プリムスOD缶の価格は大体700円くらいとなっていますので、1時間当たり約6円のコストが発生することになります(700/117.5≒5.95)。

実際にガスを燃やしているのでもっと燃費が悪いかと思っていましたが、これくらいであればデイリーに使っても抵抗は無さそうですね。

探せば<600円くらいのOD缶>も販売されていますので、こちらを選べばより低燃費での使用が可能となります。

・どこで買うのか、本家 VS 中華OEM

これは…どうなんでしょうね?

スノーピークといえば「メイドインジャパン」のキャンプ用品ブランドというイメージが強いメーカーですが、アマゾンのレビューを見るとこのランプは日本製ではなかったりするようです。

・色々書かれているamaoznレビュー

はたして『倍の値段を払って日本製ではないスノーピークを選ぶ価値があるのか』と、うーん…。

個人的にはアリエクから買っています。↓が購入したストアのリンクですね。価格としては2000円しないくらいです。

スノーピークだと大体4500円くらいですので価格差としては2.5倍くらいになります。プレゼント等であればスノーピークの方が良いとは思いますが、雑に使う場合は安い方でいいのではないでしょうか。

スノーピークで購入するべきと感じるものはチタンマグですね。


中華チタンクッカーと比べると取手が太くて持ちやすいので良いです。

<ブログ内関連記事>
Lixadaの中華チタンコッヘルは問題なく使える品質

まぁクッカーの使用は基本的にキャンプオンリーとなりますので『これはこれで良い』のですが、マグは普段使いの道具になる可能性があります。ここは惜しむべきではと感じるところです。

・アリエクを使う場合のメリット情報

アリエクは新規アカウント作成ユーザーに対してボーナスクーポンを配布しています。

通常であればこのクーポンは300円~400円程度のものですが、以下のリンク先からアカウントを作成することで2500円程度まで増やすことができるようになっています

かなりの割引になりますのでもしアリエクを使う場合は利用されてください。

ボーナス・クーポン獲得までの流れはざっくり以下のようになります。



PCやスマホでレイアウトが若干変わりますがやることは変わりません。

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