21年モデルの自転車ではこの3台が特に気になっていますという話

そろそろメーカー各社で21年モデルが出揃いました。今年は某感染症の影響で『生産できるのか?』『そもそも発表できるのか?』みたいな感じでしたがなんとか販売は可能になったようです。

…とはいえ台数についてはまだまだ未知数です。ジャイアントのエスケープR3やジオスのミストラルといった使い勝手の良いクロスバイクは売れに売れており、お店によっては予約すら難しいと聞きます。

世界的に自転車というものに追い風が吹いていますが、我らが日本国の自転車業界はこういったビッグウェーブに乗れないのが常です。残念ではありますが色々な面で仕方がありません。最も致命的なのは先陣に立てる人間がいないことですかね…。

まぁそれはさておき21年モデルです。既に十分な数と自転車を所有していようとも欲しいものは無くなりません。


そんなわけで個人的に『これは…!』と思った3台を紹介していきます。 すんごく個人的なことなので読んでも得はありません。


① TREK Domane AL 3 Disc

最初は分かりやすいところからいきましょう。大手メーカー「トレック」のロードバイクです。
21年を持ってめでたく新型となる「ドマーネ」です。素材はアルミ、ブレーキは言わずもがなですがディスクブレーキになっています。

・Domane AL 3 Disc - Trek Bikes
https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89/domane/domane-al/domane-al-3-disc/p/33082/?colorCode=grey_greenvisibility

このロードバイクの魅力はルックスです。オールホワイトのボディ(※厳密に言えばトップチューブにラインが入りますが)に赤文字でメーカーロゴ、これは良い、とても良い。

AL3はコンポーネントのグレードが低いですが気にしません。そんなところは後からどうにでもなります。AL2のパーツ構成でこの色だったら最高ですが…まぁそれは言ったらダメなやつですかね。

このシリーズはアクセサリーの拡張性も高いですし、タイヤクリアランスが35Cまで対応しているらしいです。やっぱりこれくらいの余裕は欲しいです。

できれば40Cまで対応して欲しかったところですがこれも仕方がないですかね。それをやってしまうとCheckpointとの違いが無くなってしまいますし。

もし手元のロードバイクが全て盗難にあったとしたら確実に買います。

② KONA UNIT X

一気に分かりにくくなりますが、21年モデルの中で最も気になっているのがコナのUNIT Xです。
コナは本当に個性的なものを作ります。そしてその個性にいつものように惹かれます。何でこんなにマイナーなのかなぁ…すごく面白いと思うのですけれども。

UNIT XはいわゆるハードテイルMTBに属する自転車です。正確に言えばフルリジッドMTBと言った方が近いですが。

・UNIT X - KONA
https://www.konaworld.com/unit_x.cfm

…とはいえ、そんじょそこらのハードテイルMTBではありません。前後に29"サイズのBOOSTハブを使用した本格仕様のハードテイルMTBです。

ヘッドチューブアングルが68度、しかもその上フォークオフセットが50mmとここぞとばかりの「下り仕様」になっているジオメトリです。これはメーカーからの『(サスペンションが無くても)下れや』という明らかなメッセージでしょう、痺れます。

UNIT X毎年販売されていますが20年からこの仕様になりました。タイヤサイズは2.6インチですがフロントホイールはまだ余裕がありそうです。

20年モデルのユニットXはカラーリングがあまりに個性的過ぎて見送っていましたが、21年のカッパーカラーは非常に好みです。

これはもうセミファットバイクと読んでもよいスペックでしょう。サスペンションが無いのでタイヤを細くすればオンロードでも走るでしょうし。一見して個性的ですが意外にもユーティリティです。

欲しいとは思っているのですが、今現在手元にあるジェイミスのセクエルとキャラクターが相当に被っていますので買えません。

<詳細記事>
・JAMIS SEQUEL / Full Rigid Chromoly Adventure Bike

UNIT Xの方がオフロード寄りとはいえあまりにも近すぎる。セクエルとUNIT Xの2台持ちはあまりにも道楽です。贅沢すぎて罪の意識すら感じます。

③ One by ESU JFF Ti

東京サンエスが展開するワンバイエス(※知らない人の方が多いと思いますが)が作るチタンフレームのロードバイクです。
チタンのロードバイクは常々欲しいと思っているのですがどれを買えばいいのかよく分かりませんで。パナソニックくらいしか知らないところにようやく別の候補が出てきてくれました。

・たぶん公式サイト
https://onebyesu.com/

・ワンバイエス JFF Ti ブランド初となるチタン製オールラウンドバイク(シクロワイアード)
https://www.cyclowired.jp/news/node/325661

パナソニックのチタンフレームはプロポーションがよくありません。何よりもあの太いチューブにいつにもロゴを付けたらダメでしょう、あのロゴは細いクロモリだから映えるというのに…。

とはいえ東洋フレームのヤツはあまりにも高すぎます。まぁワンバイエスも相当なお値段ではありますけども。定価30万円越え、メーカー次第ではハイエンドのカーボンフレームに手が出せる勢いです。

カーボン・クロモリはどこ産だって良いと思っているのですが、チタンは何故か日本製のものが欲しいです。そうなると結局のところコレになるのかなぁと。



…うん、まぁ現時点ではどれも買えませんです。
 

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