『腱鞘炎？そんなの大したことないでしょ別に？』と思っていましたがこれはとんでもない間違いだと思い知りました。腱鞘炎はとてつもなくやっかいな病気(?)です。まさかドアノブを回すことさえ出来なくなるとは…。
まぁそんなこんなで「手首を守ること」がマイブームのようになっており、当然のことながら身近な製品に対して色々と試しています。
今回買ってみたのは「DAREU(※相変わらず読み方が分からない)」という中華メーカーのエルゴノミクスマウスです。
・手首に最高レベルでやさしいマウス(だと思う)
この手のマウスをじっくりと使うのがはじめてなので比較対象が無いのですが、その辺りを差し引いてもこのマウスは相当に良い方だと思われます。
掌の中にすっぽりと納まる形状が良いのでしょうね。
エルゴノミクスマウスは大抵がそんなアプローチで設計さえていますが、このマウスはそれの極致と言えるかもしれません。
手の中に勝手に収まる形状のおかげでマウスを「握っている」感覚がほとんどありません。手のひらにチカラを入れなくても操作が出来てしまうので、正に腱鞘炎対策としてはうってつけのものだと思います。
単純に品質を見てもGOODです。
表面プラスチックのマットな質感も皮膚に吸い付くような感覚がありますし、マウスにおいてある意味では最も重要となる「底面の滑り具合」も一般メーカーと同程度のクオリティです。安いマウスだと底面がガタガタだったり摩擦にムラがあったりするんですよね…。
うーん…良く出来てます。本当に。
・万能ではないです
…とはいえ、何もかもGOODというわけではありません。
『手のひらにチカラを入れることなく操作をする』というのは『精密なマウスタッチが難しくなる』ことと同意です。チカラを入れないと「固定する」という作業は難しいですからね。
そのようなわけで、CADやDPIのような細かい単位でのマウスクリックが要求される作業には絶対的に向きません。
まぁエルゴノミクス形状の宿命ですのでどうしようもない部分なのだとは思いますが…。MTBのレースだってエルゴノミクス系のグリップを使う選手なんていませんし。
この辺りはバランスでしょうか。「エルゴノミクス性」をどこまで求めるかで良し悪しは変わります。より操作感を求めるのであれば違うマウスを選択する方が正解になってくるはずです。
・サイズ感覚について
参考までに手元に転がっているマウスとの比較をしてみると以下のような感じになります。
真ん中がマイクロソフトの3500、右がロジクールのM336です。
手の大きさに対する感覚の話をしますと、このマウスは「手が小さいほどエルゴノミクス性が高くなる」と言えると思います。手が小さいほど「掴む感」が減少しますからね。
そういった意味では手が大きい方であれば精密性の高いマウス作業もさほど苦にはならない…かもしれません。ちなみにこのブログを書いている人間は男の中でも明らかに手の小さい部類に入るため細かい作業がしんどいです。
・とにかく手首を楽にしたい場合は買うべき
色々なことを書いた気もしますが、『とにもかくにも手首の負担を減らしたい』という場合は購入を強くおすすめします。
本当のことを書けば「まだ腱鞘炎になっていない方」にこそおすすめしたいところですが…まぁ現実問題としてなってからじゃないとそういう意識は産まれませんのでこの辺はさて置きます。
値段としても言うほど高額ではありませんので失敗してもそこまでのダメージにはならないでしょう。この程度の金額で腱鞘炎が楽になるのであれば安い買い物です。
購入先は通貨通販最大手のアリエクです。使い方が分からない場合は以下に詳しく内容を説明しています。
とんでもなく長い内容ですが、これを読めば大体は分かるはずです。
マウスの説明に戻りますが、このマウスはBTに対応しているものと対応していないもの2種類があります。
BTに対応しているものがこちらで…
BTに対応していないものがこちらです。
書く必要もないかもしれませんが、BTに対応している方が値段がちょっとだけ高くなります。個人的にはBTに対応している方を買いました。200円くらいしか違わないのであればBT対応の方が正解でしょう。
また、アリエクスプレスはキャッシュバックサイトと連携することが可能になっており、未登録の場合は初回使用で10ドルの現金をリターンすることができます。これついては以下のリンクに詳しい内容を書いているので参考にされてください。
https://hitoriroadbike.blogspot.com/kaigai-tuuhan.html
https://hitoriroadbike.blogspot.com/kaigai-tuuhan.html
ちなみにドアノブもアリエクでレバータイプ(?)のモノを大量購入しました。
0 件のコメント :
コメントを投稿