中には低品質で使えないものもありますが、大抵のものは「普通に使える」レベルです。自転車趣味が続けばいずれは利用することになるでしょう。
しかしながら、中華通販の圧倒的なデメリットとして『配送に時間がかかりすぎる』という点があります。スモールパーツを送料無料で購入した場合は注文して1カ月後2カ月後に届くことも少なくありません。
こういったものは大抵の場合で『今すぐに必要である』ことが多いため、こうなってくると中華通販が安価であってもamazonへ軍配があがります。いかに安いといっても1カ月待つのは大変です。
これを解決するための方法は「予め必要性を見越して購入しておく」しかありません。
…というわけで、自転車趣味に目覚めた場合においてアリエクスプレスで販売されている『これは買うことになる』『これ買っておいた方が良い』的なものを集めてみました。
対象としてはロードバイクがメインにしていますが、クロスバイク・MTBであってもさほど変わりません。
- 基本編
- (1) ワイヤーケーブル
- (2) ワイヤーケーブルエンド
- (3) アウターケーブル
- (4) アウターケーブルキャップ
- (5) ケーブルアジャスター
- (6) ケーブルプロテクター
- (7) ケーブルクリップ
- (8) チェーン
- (9) ミッシングリンク
- (10) チューブレスバルブ&バルブステッカー
- (11) リムテープ
- (12) バーエンドプラグ
- (13) コラムスペーサー
- (14) STIシフターのブラケットカバー
- (15) デジタルノギス
- 発展編
- (16) トップキャップカバー
- (17) トップキャップカバーの穴を埋めるゴム
- (18) ハンドルエクステンダー
- (19) ガーミン用のブラケット各種
- (20) バーテープ
- (21) ボタン電池
- (22) 結束バンド
- (23) クランクプロテクター
- (24) 保護ステッカー
- (25) スマホホルダー
- (26) シリコンリアライト
- (27) 独立型6角レンチ
- (28) チェーンキーパー
- (29) チェーンガイドレール
- (30) BBスペーサー
- 一覧リストを作りました
- 終わりに
基本編
…というわけではじめていきます。結構な数になってしまったので全体を「基本編」と「発展編」に分けました。基本編はオーソドックスなもので構成しています。パーツの詳細や厳密な価格が知りたい場合はリンク先を参照されてください。
このリンク先のセラーは必ずしも最安値となるわけではありません。より予算を節約する場合はさらに類似品を検索されてください。
また、アリエクは楽天リーベイツを利用することで購入金額の一部を楽天ポイントとしてバックさせることも出来ます。楽天リーベイツへの登録は楽天市場のアカウントを持っていればそのまま利用できるので手間もかかりません。
楽天リーベイツへの登録は以下のURLリンク先から可能になっており、ここを経由して登録→購入すると更にボーナスがを貰うことが可能になります。
貰えるものはとりあえず貰っておきましょう。
ちなみですが、『まだアリエクのアカウントを作っていない』という場合は以下のリンク先から作成するとさらにボーナス・クーポンを獲得することができます。
(1) ワイヤーケーブル
ワイヤーはストックしておくべきパーツの王道です。シフトワイヤー、ブレーキワイヤー共に最低でも2本くらいは常備しておきたいところです。グレードは気にしない方向で行きましょう。性能は調整で詰ればOKです。
(2) ワイヤーケーブルエンド
ケーブルが必要…ということは当然ながらエンドも必要ということになります。カラーリングも意外に豊富だったりするので選べる楽しさがあります。
(3) アウターケーブル
ワイヤーと平行してアウターケーブルも忘れてはいけません。ケーブルの色はバイクに対するアクセントカラーになります。
(4) アウターケーブルキャップ
意外に見落としてしまうのがアウターケーブルのキャップ(※フィニッシュキャップとも言います)です。キャップはアウターケーブルには大抵の場合で付属しているものですが、これは結構な確率で無くしたりします。(5) ケーブルアジャスター
必須…というわけではありませんが、未所持であればケーブルアジャスターも購入しておきたいですね。ケーブルアジャスターを追加する場合はアウターケーブルキャップが更に必要になります。
また、この場合のケーブルキャップは金属製の方が良いです。樹脂製だと緩みが発生しやすいのであまりよろしくありません。
金属製の方が値段は高くなりますが、最初からこちらを選んでおく方が後々のことを考えると正解になる場合も多いです。
(6) ケーブルプロテクター
アウターケーブルとフレームが直接接触することを防ぐためのシリコンパーツです。ケーブルとフレームが接触してカタカタと五月蠅い場合は有効です。
(7) ケーブルクリップ
ケーブル同士を連結するためのプラスチック製クリップです。ケーブル同士が接触してカチカチと五月蠅い場合は有効です。
(8) チェーン
最低でも一本はストックしておきたいところですね。例外的にこれだけは500円では買えません。表面が塗装されたチェーンはまだまだ中華だとムラがありますが、ベーシックなシルバーであれば11Sまではとりあえず使えます(※12Sは試したことがないので分かりません)。
(9) ミッシングリンク
これに関しては説明する必要もありませんね。とりあえず買っておきましょう。
(10) チューブレスバルブ&バルブステッカー
ロードバイク界にもチューブレス化の波がぐいぐいと迫っています。チューブレスの良し悪しはさておくとして、サイクリストであれば遅かれ早かれ1度はチャレンジすることになるはずです。とりあえず買っておいた方が後々楽です。チューブレスバルブはリムの形状によって合うor合わないがあります。3種類くらい揃えておきたいところです。
また、チューブレスの場合はリムの保護とエア漏れを防ぐためにバルブステッカーを張っておくと良い場合があります。
クリンチャーであってもカーボンリムの場合は保護剤として機能します。サイクリストであればとりあえず買っておくべき商品です。
(11) リムテープ
チューブレス化にはバルブだけあっても仕方がありません。リムテープも同時購入する必要があります。リムテープは「ニップル穴を埋めるためのもの」と「リム幅全体を覆うもの」の2枚重ね張りがおすすめです。このやり方であればニップル部分からの空気漏れはまず起きません。
リムテープはハンドルにアウターケーブルを取り付ける下地としても有効です。
(12) バーエンドプラグ
走っているといつの間にか消えていたりするのがこのバーツ。自転車のルックスに対してアクセントにもなりますので、2個3個くらい買っておくと楽しいです。
(13) コラムスペーサー
コラムスペーサーは地味に大事です。ルックスに対してアクセントになる場合もありますし、ステム位置を1cm変更するだけでもポジションに大きく影響します。https://a.aliexpress.com/_mLNaZnH
最低でも5mm単位で変更できるようにしておきたいところです。
(14) STIシフターのブラケットカバー
シフターのシリコンカバーも使い続ければ当然に劣化します。カラーリングを変更して気分を変えたいときもあるでしょう。予備を持っておくのは悪いことではありません。
残念ながら新しい型番のカバーは500円では買えません。とはいえ、純正品よりもかなりお安いですしカラーリング展開も豊富です。
これだけの選択肢があれば選べる楽しさがありますね。チェレステっぽい色もありますのでビアンキファンにはかなり嬉しいところではないでしょうか。
(15) デジタルノギス
どこで使うのか分からなくても持っていれば必ず出番が来ます。発展編
オーソドックスなものを集めた基本編に対してこちらはやや飛び道具的な構成となっています。カタログ要素としてはこちらの方が面白いですね。(16) トップキャップカバー
ハンドル回りというものは常時視界に入ってくる場所ですので蔑ろにするのは勿体ないですね。https://a.aliexpress.com/_mrB1hQX
ワンポイントですがこの辺りのドレスアップは地味に効いてきます。
(17) トップキャップカバーの穴を埋めるゴム
正式名称が分かりませんがこのようなものも販売されています。使わないようで使います。持っていると安心です。
(18) ハンドルエクステンダー
自転車のハンドルに取り付けるオプションパーツです。これを使うとサイコンやライトといったアクセサリーの積載量を増やすことができます。https://a.aliexpress.com/_mqtaIKb
この手のパーツは自転車に慣れていくにつれて不要になることが多くなるものですが、それでも持っていると何かしらの出番があります。
(19) ガーミン用のブラケット各種
中華通販はガーミンサイコンに対するブラケットが豊富となっており、本家が販売していないものも多数あります。
場合によっては純正品よりもこのような物の方が便利だったりします。買っておくとハンドル回りの選択肢が広がります。
ガーミン関係はシリコンケースも様々なカラーリングがあるのでおすすめです。
ガーミン関係はシリコンケースも様々なカラーリングがあるのでおすすめです。
(20) バーテープ
amazonだと1000円くらいするバーテープも中華通販になれば200円程度です。バーテープカラーの合うor合わないは実際に合わせてみないと中々分かりません。値段がお高めのバーテープを買って失敗する可能性を下げるためにはこういうことをやっておく方が低リスクです。
(21) ボタン電池
どこで買っても良いものではありますが、価格的には中華通販の方が絶対にお得です。自転車が2台3台と増えてくるとそれに比例してオプションパーツも増えます。実際にはそこまで需要が発生するわけではありませんが、購入しておくと後々便利であることも確かです。
(22) 結束バンド
細くて長い結束バンドはホームセンターでも中々販売されていません。
何だかんだで使います。
https://a.aliexpress.com/_mMO3a4n
最近のスポーツバイクはBBハイトが下がっているものが多いため、オンロードを走る場合であってもコーナーでクランクが接触する場合があります。
見た目はよろしくありませんが付けていた方が安心です。
(23) クランクプロテクター
クランクの先端に取り付けるシリコン製のカバーです。https://a.aliexpress.com/_mMO3a4n
最近のスポーツバイクはBBハイトが下がっているものが多いため、オンロードを走る場合であってもコーナーでクランクが接触する場合があります。
見た目はよろしくありませんが付けていた方が安心です。
(24) 保護ステッカー
車体が黒であることが前提にはなりますが…。傷が隠せて便利です。予め張っておけば傷の予防にもなります。
(25) スマホホルダー
これに関連しては完全にケースバイケースでしょうか。実際に走るときには使えません(高確率で振動に耐えられない)。とはいえ、固定ローラーを回すときに付けておくと暇つぶしが出来ます。
(26) シリコンリアライト
安全第一でございます。フレームに付けたりヘルメットに付けたりしましょう。これくらいの値段であれば使い捨て感覚で使えるはずです。
(27) 独立型6角レンチ
6角レンチはこのタイプが絶対的に使いやすいです。メーカー品だと軽く5倍以上の値段になります。可能な限り購入しておきたいところです。
(28) チェーンキーパー
あまりメジャーではありませんがこのサイドパーツは地味に便利です。リアホイールを取り外してもチェーンを固定させておくことができます。チェーンは長時間放置していると変形しますからね…。
(29) チェーンガイドレール
フロントシングル化しているバイクのチェーン落ちを防ぐためのパーツです。ここで紹介しているのはBB周辺に付けるタイプですが、それ以外にもフロントディレイラーのクランプ部分に付けるタイプやシートチューブに直接付けるようなものもあります。
ナローワイドリングを使えばオンロードであれば大抵の場合で平気ですが、落ちたときのことを考えるとそれはそれで面倒です。
(30) BBスペーサー
ネジ切り型のBBに挟んでQファクターを変更するためのスペーサーです。https://a.aliexpress.com/_mLVx6M3
純ロードバイクであれば不要ですが、フロントシングルを行う場合やMTB系のクランクを購入していたりする場合はあると便利です。
一覧リストを作りました
アリエク内のウィッシュリスト機能を使って一覧表を作ってみました。<基本編15パーツの一覧リスト>
https://my.aliexpress.com/wishlist/shared.htm?groupId=1000000000426099
<発展編15パーツの一覧リスト>
https://my.aliexpress.com/wishlist/shared.htm?groupId=1000000000391335
パソコンからだと問題なく見えるはずなのですが、スマートフォンからだと参照できない可能性があります。
その場合はブラウザの表示を「PC版モード」に切り替えてください。これでおそらく見えるようになるはずです。
終わりに
スモールパーツに限定すれば概ねこのあたりになります。よりマニアックな商品について知りたい場合は以下の別記事を参照されてください。<関連記事>
知る人ぞ知るマニアックな自転車用パーツ30選 in AliExpress
また、自転車とは関係ないところでこのような記事も書いていたりします。
<関連記事>
タイトル通り金額を100円以下に厳選した小物商品です。疑似的なダイソーのような感じでしょうか。読み物としてかなり面白い内容になっていると思います。