☆☆☆ NaturehikeのCW280寝袋は趣味に関係無く価値がある

おはようございます、台風で車の窓ガラスが割れた方の自転車ファンです。

幸運なことに避難勧告は出なかったので世間様に対してお披露目する機会には恵まれませんでしたが、自転車キャンプで個人的に使っているネイチャーハイクのスリーピングバッグ(寝袋)について書いてみたいと思います。


一家に一台ならぬ一人に一個といっても良いくらいのアイテムでございます。

…というわけでレビューをします。


・NOT ONLY OUTDOOR

世の中、大抵の男子諸君はアウトドアに興味があります。

実際に山に登ったりキャンプに行ったりといったことはせずとも、そういう冒険性のある空想をしたりアウトドアグッズやサバイバルグッズのカタログ見たりというのはほとんどの場合でフェイバリットです。

…とはいえ、これは言い換えれば『興味がある程度でしかない』ということでもあります。実際に登山やキャンプをするユーザーは言うほど多くはありません(※自転車ファンよりは格段に多いですけれども)。

そんなわけで中々「キャンプの道具が揃っている」ということもありません。安くない買い物ですし、道具としての用途が限定されることも多いので仕方がないとも言えます。キャンプに行かないのであればテントを買っても仕方がありませんからね。

しかしながら、このNaturehikeの寝袋は高い汎用性のある使い勝手の良い仕様になっています。


上の画像で一目瞭然だと思いますが、この寝袋は2辺を開くことで「掛け布団」として使うことが出来るわけですね。

ちなみにこのような形になっているものを封筒型(レクタングラー型)といいます。一般的な登山道具っぽい形はマミー型と呼ばれます。

封筒型の寝袋そのものは珍しくないのですが、中綿にきちんとダウンが使われているもの…となると意外に選択肢がありません。やはり布団はダウンが良いです。中綿より値段は高くなりますが、長く使うことを考えれば正解になってくるはずです。


ごく当たり前に布団として使うことが出来れば「キャンプ道具」とはなりません。(いざとなったら寝袋としても使える)薄手の掛け布団を1枚追加購入するだけです。

こう考えれば購入までのハードルは大きく下がるのではないでしょうか。

・CW280 VS 気温

この寝袋は比較的軽量タイプのものですが、結構な保温性があります。


フィルパワー800のダウン量が280g。

気温が低い場合はこれ一つでの対応は困難です。コンフォート温度(※快適に使える気温の下限値)は6℃となっていますが、掛け布団化できることによる副作用(?)として「密閉度の低下(※隙間から外気が入ってくる)」という現象が発生してしまいます。

全体的にもう少し厳しめに見積もっていた方が正解でしょう。

ちなみにですが、Tシャツ・ハーフパンツ的な服装で掛け布団として使う場合は25℃前後くらいが目安です。

がっつりとしたアウトドア仕様ではないので仕方がないところではありますが、これはこのようなアクセサリーを使うと対策になります。


内側のアルミ箔が張り付けてある緊急用の寝袋です。

中綿が入っているわけではないどころか生地としても極めてペラペラですが想像以上の保温効果があります。寝袋そのものに対する保護カバーとしても有効ですので、可能な限りセットで揃えておきたいところです。

より快適な寝袋環境を作る場合は更にこのようなものを併用すると効果的です。


こちらは寝袋用のライナー…というか寝袋型になっているシーツと考えるのが分かりやすいでしょうか。

ストレッチ性があるので寝がえりに困るようなこともありませんし、何よりも吸湿性をもっていることが重要になります。

寝袋の表面はほぼ間違いなくポリエステル・ナイロンです。素材として選択の余地が無いので仕方がありませんが、これらの素材は汗を吸ってくれないので肌と接触する部分が気持ちよくありません。

このようなライナーを使うと快適性を大きく向上させることができるのでオススメです。

・CW280 for バイクパッキング

ついでとばかりにバイクパッキングをネタにして情報を補足してみます。

といってもサイズ感くらいしか書けるとがありませんが…。

バッグローダー(6L)と比較する図

バイクパッキングを極めようとするとマミー型の方が省スペースにはなるのですが、実際のところ同ダウン量のものと比べてもそこまで体積は変わらないので『わざわざ買い直す必要もないな』という感じです。

ちなみにドイターのドリームライト500と比べると以下のようになります。


サイズだけで見ればドリームライト500の方に優位性があります。

ドリームライト500は中綿がポリエステルなので保温性というものが基本的にありません。気温目安10℃までと記載されていますが、実際にはそれより+5℃程度が必要です。

しかしながらダウンより(気持ち)反発性がありますし、手入れに気を使わなくてよいので夏限定のバイクパッキングでは便利だったりもします。寒い時期にバイクパッキングをする場合はドリームライト500の中にCW280を入れることが多いですね。

BlackburnのOUTPOST CARGO CAGEと合わせるとこんな感じになります。


未圧縮で『ちょっと頭が出る』といったサイズ感です。

ちなみにこのケージに関する記事は以下に書いています。

<詳細記事>
BlackburnのOUTPOST CARGO CAGEは買って損無し

カーゴ系の大型ケージは思いのほか選択肢があるものですが、やっぱりOUTPOST CARGO CAGEが楽ですかねぇ…。

・総評 ☆☆☆

本格的なキャンプに向いてないことはデメリットかもしれませんが、実際のところキャンプをする機会というのは中々ありません。

「軽量掛け布団として日常でも使える防災使用の寝袋」と考えれば購入価値は十分にあると思えます。

・購入先セラーについて

この寝袋は以下のセラーで購入しました。
https://ja.aliexpress.com/item/32950788340.html?spm=a2g0o.cart.0.0.196d3c00EsnJ5W&mp=1

アリエクスプレスはキャッシュバックサイトと連携することが可能になっており、未登録の場合は初回使用で10ドルの現金をリターンすることができます。これついては以下のリンクに詳しい内容を書いているので参考にされてください。
https://hitoriroadbike.blogspot.com/kaigai-tuuhan.html

まだアリエクのアカウントが未作成である場合は以下のリンク先から作成するとさらにボーナス・クーポンを獲得することが可能です。

ちなみに緊急用の寝袋ケースはこちらで…
https://ja.aliexpress.com/item/4000188351055.html?spm=a2g0o.cart.0.0.196d3c00EsnJ5W&mp=1

寝袋用のライナーはこちらで購入しました。
https://ja.aliexpress.com/item/32827246280.html?spm=a2g0o.cart.0.0.196d3c00EsnJ5W&mp=1

このライナーは頻繁に旅行をする場合だと地味に助かったりします。海外旅行だと特にベットメイクが酷かったりもしますからね…。
 

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