フレームにダボ穴を開けまくって遊んでいる等ブログですが、それでも限界というものがありますし、主流であるカーボンフレーム対してそのようなことはできません。
そうなると、ボトルを増やす場合はサドル周辺やダウンチューブ下といったスペースを利用することになることが多いのですが、このようなものを使うという方法もあったりします。
これだけではよく分からないかもしれませんが、やり方としてはそれなりに有名なのでご存知の方も少なくないと思います。
こちらは1箇所のダボ穴に対してボトルケージを2個付けることを可能にするアクセサリーです。フレームトライアングルから平行にはみ出す形で取りつきます。
ちなみに最初に作ったのはwolftoothだったりします。
こちらはそのコピー商品ですね。ではレビューをしていきましょう。
・使える or 使えない
さて、このアクセサリーは結論から書いてしまうと基本的には使えません。なぜ使えないのかと言えば結局のところ『脚に当たるから』です。コレに関しては画像を張る必要もないでしょうね。『ダウンチューブギリギリ上までオフセットとすれば何とかなるかな』と思ったのですが何ともなりませんでした。
シッティングであれば何とかならないこともありませんが、ダンシングをするとダメですね。坂の比重が極めて高い日本国のオンロードには残念ながら合いません。
とはいえ、全く役に立たないということも無かったりします。
・役に立つ ①
最も需要が大きいのはフロントフォークのダボ穴に対して「角度」を作る場合でしょう。フロントフォークのダボ穴は多くの場合でチューブに対して直角に開けられています。こうなると荷物が大きい場合はつま先が当たったりすることがあるので極めてよろしくありません。
このアクセサリーを使うと前方向に位置をずらすことができるので大変に便利です。より自転車の重心に近くなるので走行安定性も向上します。
一見してささやかなアレンジのようですが、これをやるorやらないで効率が大きく変わる部分です。フロントフォークを利用したバイクパッキングを行う場合は絶対に取り入れましょう。
・役に立つ ②
その②は内容そのものとは関係がありません。役に立つのは「ボトルケージエクステンダー」という機能ではなく、本体に付属してくるネジやナットといったスモールパーツの類です。これが本当に便利なパッケージなんですよねぇ…。
例えば厚みのあるスペーサーなんかは国内だと1個で200円くらいの値段だったりしますし、これくらいの軸が短いナットは規模の小さいホームセンターでは中々売って無かったりもします。
この袋の中身だけで数百円程度の価値があります。バイクパッキング系のアクセサリーを使う場合はどこかで使うことになるでしょう。わざわざホームセンターに走る手間が減ります。
・購入先セラーについて
このパーツは以下のセラーで購入しました。https://ja.aliexpress.com/item/4000067086875.html?spm=a2g0o.productlist.0.0.7df56d6cePr2ql&algo_pvid=eeabca77-1634-4267-85e1-94b7fd381352&algo_expid=eeabca77-1634-4267-85e1-94b7fd381352-1&btsid=0ab6f83a15997464955442856e226d&ws_ab_test=searchweb0_0,searchweb201602_,searchweb201603_
アリエクスプレスはキャッシュバックサイトと連携することが可能になっており、未登録の場合は初回使用で10ドルの現金をリターンすることができます。これついては以下のリンクに詳しい内容を書いているので参考にされてください。
https://hitoriroadbike.blogspot.com/kaigai-tuuhan.html
この商品はOEMなので様々なセラーが販売していますが、スペーサー・ナットの類まで同じなのかどうかは不明です。
まだアリエクのアカウントが未作成である場合は以下のリンク先から作成するとさらにボーナス・クーポンを獲得することが可能です。
ちなみに、このようなニッチな中華で販売されているマイナーパーツについては以下で紹介しています。
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自画自賛ですが結構面白い内容です。